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AIXってどうよ? [自己啓発]

6/1~6/3は、ビックブルー(注1)のUNIX OSであるAIXの研修を受けてました。
「いやー、SolarisやHP-UXと違って、なかなか良く出来ているな~」っていうのが受講しての感想ですね。
 (注1)
  最近、こういう言い方する人いないかな?
  ディープブルーとか言うスーパーコンピュータを作ってチェスの世界チャンピオンと
  戦わせて、勝ったり負けたりしてるんですよ。そうそう、IBMです。

ハードディスク(以下、HD)を論理的なボリュームとして管理することにより、ディスク領域をダイナミックに使うことができるんですよ。これって結構画期的だと思うんですよね。
この説明では理解しづらいと思うので、簡単な例を・・・

たとえば、データベース(以下、DB)のデータ領域が保存されているパーティションが容量不足したら、以下のような手順を踏まないとデータ領域を拡張?できないんです。
1.新しいHDを買って増設し、フォーマット。
2.既存HDのどこかにDBデータ領域専用のディレクトリを作る。
3.新しくフォーマットしたHDの領域を、DBデータ領域専用ディレクトリにマウントする。
 #「マウントって何?」って言われると・・・
 #DBデータ領域専用ディレクトリと新しくフォーマットしたHDの領域を関連付けるというか、
 #紐付けするというか、マッピングするんですよ。
 #そうすると、DBデータ領域専用ディレクトリにアクセスすると、それは既存の
 #HDではなく、新しくフォーマットしたHDの領域にアクセスさせるんです。
 #わかりづらいかなぁ? うん、わかりづらいでつ。
4.DBデータ領域をまるごとバックアップ(DATテープとかLTOカートリッジとか?)
5.バックアップしたデータをDBデータ領域専用ディレクトリへリストア。
 #もっと正確にいうと、バックアップした後は、既存HDからDBデータ領域を
 #削除しておかないと、データ領域が既存HDと新しくフォーマットしたHDと両方に
 #存在することになっちゃうんですが・・・

 

結構、面倒な手順を踏まないと、既存HDの領域不足を解消できないってことがご理解いただけたと思います。
でも、AIXの場合・・・
1.新しいHDを買って増設。
2.既存HDと同じボリュームグループに追加。
3.既存DBデータ領域と同じ論理ボリュームに追加。

 

これくらいの手順でいいんだったかな? 研修を受けたばかりだから、ちょっとばかり不安だけど、とにかく他のUNIXよりは簡単な手順でいいんですよ。

すごいですねぇ。
なんで、こんな便利で簡単なOSなのに普及していないのかな?
本屋さんに行ってもAIXの関連書籍って見かけないし、googleとかで検索しても目的の情報にたどり着けないし・・・。マイナーすぎるんですよね。
まぁ、良いものが必ずしも普及する(市場に受け入れられる)とは限らないですからねぇ。

・・・なぜ、私がAIXの講習を受けたか、というと・・・
現在の業務でどうしても必要になったんですよ。とある企業のホストコンピュータと、これから構築するクライアント・サーバシステムとを中継するサーバを構築する役目を仰せつかったんですけど・・・誰だよ、OSをAIXって決めた奴は。(T-T)
要件定義書を隅々まで読んでも、AIXでなければいけない理由が見あたらないんだけどなぁ。私だったら、OSにはSolarisを選定するんですけどねぇ。だって、情報はすぐ手にはいるし、サポートベンダだってかなりの数だから、価格比較とかしやすいし・・・。
センスがないのかなぁ?

おっと、これ以上いうと、危険だよ。あぶないよ。
「あぶないぜ、あぶないぜ、負けるも~んか、負けるも~んか」by バービーボーイズ
(古すぎたかな?)
私は下っ端だから。
大きな案件(ホストと連携するクライアント・サーバシステム構築)の内の、ほんの一カ所(ホストと新システムとを中継するサーバ構築)を担当するだけですから。だから、OS選定とかしているのは、私が所属している会社の親の親だったりするんですよねー。(^-^;

ああ、自分の思い通りにシステムを構築したいなぁ~。

職場の人に薦められて、「三国無双4」を買って、遊んでみたんですけど・・・遊び初めて40分くらいで呂布に殺されてGAME OVERになった、しゃくれアゴでした。
再見!


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