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わたしの恋愛10年物語(10) [GBA2005エッセイ]

高2になり、クラス替えがあって、同じクラスで、学年的アイドルのアサミに一目惚れしました。
彼女とすれ違うだけで良い香りがするし、笑顔も可愛いし、背も小さくて、めんこいんですよ。
みんなからは「アーシャン」と呼ばれていましたね。

その一方で、女子バスケットボール部のイクコと仲良くなりました。
屈託のない笑顔。同じ体育会系の部活をやっていることもあり、話が合うんですよね。
わたしとイクコは毎日、話す仲になっていきました。

が、わたしはナホコとのこともあり、女子を好きなることはないと思っていました。
しかし、次第にイクコに惹かれていくのが分かるんですよ。

イクコは、自分と同じバレーボール部のミノルが過去に付き合っていた女子生徒でした。
わたしとミノル。お互い、現在は誰のことが好きかを知っていました。
体育の授業終了後、二人だけで階段に腰をかけて話し合いました。
「おれ、イクコが好きだ」とわたし。
「え? おれ、お前はアーシャンのことが好きだと思っていたから、ずっと遠慮していたんだけど」とミノル。
「いや、おれはイクコが好きだ」
「わかった。おれはアーシャンにアタックする」
「なんとなく、昔のこととはいえ、イクコと付き合っていたお前には、一言言っておかないといけないと思っていたんだ」
「うん。わかった。がんばろうぜ、お互い」
強く手を握り合う二人でした。友情ですねぇ。

下校時間、イクコを人気のいない場所へ呼び出して、告白しました。
イクコは、その場で承諾してくれました。
以降、二人で下校したり、デートしたり、自分の部屋へイクコを入れるようになりました。
二人とも部活をしていたから、お互いが相手の部活が終わるまで待っていたりして。

そして・・・わたしの部屋でキスをして。
わたしの部屋でイクコのオッパイを揉んで。
でも・・・キス、ペッティングまでいくけれども、椎間板ヘルニアのためSEXだけができない。
苛つくわたし。
たぶんイクコも、物足りなさを感じていたのかも知れませんね。
「ここまで感じさせておいて、チンコ入れないのかよ」みたいな(笑)

<続く>


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