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わたしの恋愛10年物語(17) [GBA2005エッセイ]

そうしたら・・・ある一人の営業(デブちんなんで、スーツのスラックスの内股が擦れちゃっている男)が、わたしに声をかけてきたんですよ。
「お前の技術を活かせるところがあるぞ」って。

行った先は・・・某企業情報調査会社でした。
まぁ、企業情報調査会社と言ってしまえば、東京だと・・・
帝○デー○バ○クか、東京商○リ○ーチくらいしかないんですけどね。

そこの情報システム部門の一員として、サーバ管理やらネットワーク管理、そして資材調達・導入・保守までやっていました。
「長くても半年くらいすれば、代わりの要員を手配するから、それまでの間、お前が繋いでおいてくれ」と、担当営業に言われて、しぶしぶ仕事していたんですけどね。
まぁ、結局、代わりの要員を手配してくれるワケもなく、わたしはこの企業で、3年半もの間、ず~っとサーバやらネットワークの管理をすることになったのです。
そこで知り合ったのが、同じTランスCスモスからわたしとは別の業務(オペレータ)でやってきていた現在の妻ですね。

彼女は当時、彼女のグループではリーダー的役割を担っていました。わたしも一人でやっていたので、同じような感じですよね。だから、自然と帰りが一緒だったら、ふらりと御飯屋さんに入って晩御飯を食べながら、会社のことを話したりしていました。
特にわたしは、会社の本社にいた経験がり、本社の裏のことまで知っていたので、話しは結構盛り上がりましたね。

そんなことをしているうちに、だんだんと仲が良くなっていって、二人きりで花火を見にいったり、会社の研修に参加したり・・・。

夏休み中、急に彼女に会いたくなり、付き合ってもいないのに、いきなり電話して、次の日には「箱根の森美術館」に行っていました。
そこで、わたしは突然、彼女を抱き寄せてキスしました。
それから、わたしと彼女の関係が始まったのです。

当時、わたしが住んでいた独身寮からは、「そろそろ出て行け」と言われていました。
会社の規則で、独身寮に住める期間は、高卒が5年とか決められていたんですよ。わたしの場合は・・・武蔵小杉で1年半、戸田公園で約5年と、もう独身寮を出ないといけない時期に来ていたんですね。

それで、引っ越す先を探していたんですよ。
たまたま彼女と賃貸情報雑誌を見ていたら、「たまに、わたしが転がりこんでもいいように、広めの部屋にしておいてね」って言われたんです。
「それだったら、最初っから二人で住んだ方がいいだろう。家賃だって半分ずつになるんだしさぁ。」とわたし。

そのときは、それで話しが終わったと思います。
でも、後日、彼女が言ってきたのは「同棲するなら、結婚が前提」という言葉でした。
わたしは、彼女とならば結婚しても良いと思っていたので、承諾しました。
問題は、彼女の両親ですよね。

数日後、わたしと彼女、そして彼女の両親と4人で会食しました。
その後、大田区蒲田の2DKの部屋を借りて、二人で同棲を始めたんですねぇ。
やっと、最近の話しになってきて、ちょっとホッとしてきました。

しかし・・・
そんな簡単に終わらないんですよ、この話しは。

 

<続く>

 


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