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東証取り引き 半日ダウン [ニュース]

asahi.com: 東証側、富士通の開発責任追及も システム障害 - ビジネス

2005年11月01日23時09分

 取引の停止という「前代未聞の事態」を引き起こした東京証券取引所は1日会見し、海外出張中の鶴島琢夫社長に代わって天野富夫常務が「安定的なシステム運営は私どもの使命の一つ。それができなかったことに責任を感じる」と陳謝した。しかし、再発防止策については、明確な説明がなかった。

 会見で東証は、売買システムの増強を目指して導入したソフトに原因があったと指摘。そのうえで「(ソフトが)発注した性能をきちんと満たすものだったかどうか改めて検証し、開発者にそれなりの賠償請求を行うことはあり得る」(天野常務)とのべた。ソフトを開発した富士通の責任を追及することも辞さない構えだ。

 東証の規定によると、システム障害などで損害が発生しても東証に故意や重過失がない限り、証券会社への賠償責任は生じない。だが、個人の投資家から直接賠償を求められる可能性は残っている。また、東証には取引が全面的に停止したことで、売買で得られたはずの手数料収入、ソフトの修正にかかる追加費用などが損害として発生する。今後はこうした損害をだれが負担するのか、という問題も浮上する。

 今回のトラブルを受けて、東証は06年2月のシステム増強をさらに前倒しして実施する方針だ。約12億円をかけて、通信機器やサーバーを増設。1日の売買注文の処理可能件数を現行の750万件から900万件に引き上げる。ただ、ハードの処理件数を引き上げても、今回のようにソフトに異常が起きた場合のバックアップ体制をどうするか、という課題は残ったままだ。天野常務は「将来的には全く新しい売買システムを構築する必要がある」と語ったが、具体的なイメージは明らかにならなかった。


いや~、恐ろしい障害が発生しましたね。東証システムダウンなんて・・・
11/1の午前中ず~っとシステムダウンだったそうですよ。
しかも、あの富士通のソフトによる不具合らしいじゃないですか。

システム増強したら、ソフトにバグがあったなんて・・・
富士通のSEは、ちょっと焦りすぎたのかなぁ。
月またぎの動作確認くらい、しっかりしておけよーって感じなんですがねぇ。

最近、主婦でも株取引に手を出すヒトが増えたり、デイトレーダーが増えたりして、一日の処理件数が増加の一方だったらしく、システム増強した、というのが背景にあるらしいんですが・・・

以前、日立がどこかの金融機関(生保/損保だったかな?)のシステムをダウンさせて、その業界からの注文がまるっきり来なくなったように、今回の障害で、富士通も痛い目に会うんじゃないかなぁー。

 

わたしもSEという職業でいるから、こういう記事には敏感になるんですよね。
今回のような記事を目にするたび、テスト行程というのは、とても大事なモノなんだと痛感しますよね。

要件定義→基本設計→詳細設計→開発/構築→動作確認→本番稼働

これが大まかなシステム開発の流れだと思うんですけどね。
まぁ、既存システムのリプレイスだったら、データ移行とかの作業項目が追加されるだろうし、システム増強や連携システムであれば、連動テストも追加されるでしょうね。


う~ん・・・どの行程も手を抜けませんね。
当然なんですけど。

今回の東証のシステム障害の場合は・・・
システム増強というプロジェクトのPM(プロジェクトマネージャ)が、しっかりと行程管理や進捗管理をしていなかった、ということになるのかなぁ?

 

明日は、我が身か?

 


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コメント 2

snuf

これ系ニュースに過敏な反応してますね~。
で、メール返信まだっすか?
by snuf (2005-11-02 19:08) 

しゃくれアゴ

sunfさん、ちょっと事情がありまして・・・
いや、言い訳は止めましょう。つい先ほど、返信しました。
返信が遅れて申し訳ありませんでした。
by しゃくれアゴ (2005-11-02 21:45) 

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