大阪のホームレス問題

大阪市は、大阪市西区にある靭公園にクラスホームレスに対し、テントの強制撤去を行い、ホームレスと市職員が衝突した。
結局、ホームレスのテントは全て強制撤去されたが、住む場所を奪われたホームレスたちは別の公園などに移り住むことだろう。

今回のこの問題の発端は、大阪地裁が公園暮らしのホームレスに、公園を住所として認める判決をしたことにあると、私は思う。

公園を住所として認める？
はぁ？
そんなアホなことがあるか？
じゃー、あて先に「大阪市西区靭公園の右から３つ目奥から２番目のテント」と書けば、ホームレスに郵便物が届くのかよ。
はんかくさいコト言ってるなよ＞大阪地裁の裁判長

本籍は、自分の好きな住所にすることができることは知っているよ。
ある人は富士山の住所とか、皇居の住所を本籍地にしている。
でも、住所とは違う。

はんかくさい大阪地裁の判決に関する記事は、以下の通り。

asahi.com： 公園暮らしに「住所」認める　「実体ある」と大阪地裁 - 社会

2006年01月27日21時14分
大阪市北区の公園でテント生活をしている男性が、公園を住所と認めないのは不当として、北区長を相手に転居届の不受理処分の取り消しを求めた行政訴訟の判決が２７日、大阪地裁であった。西川知一郎裁判長は「原告のテントは生活の本拠としての実体を備えており、住民基本台帳法でいう住所にあたる」と認定。公園の占用許可を受けていないことなどを理由に受理しないことは許されないとして、区の不受理処分を取り消した。

　厚生労働省の調査では、０３年時点でホームレスは全国に約２万５３００人。大阪市はこのうち約６６００人が暮らしている。公園を生活の本拠と認めたこの日の判決は、自治体のホームレス行政にも影響を与える可能性がある。
　訴えていたのは、山内勇志さん（５５）。
　判決によると、山内さんは９８～９９年ごろに同市住吉区のパチンコ店寮から扇町公園に移り住み、００年ごろからは公園内に組み立てたテントで生活を始めた。０４年３月、テントの所在地を住所とする転居届を北区役所に出したが、「公園の適正利用を妨げる」として受理されなかった。「このままでは住民登録が消され、健康保険に加入できなくなる」などとして提訴した。
　判決は、まず住民基本台帳法が定める「住所」について「生活に最も関係の深い全生活の中心を指す」とした。その上で、山内さんのテントの所在地が住所にあたるかどうかを検討。テントが、食事の場所や居間として利用され、日雇い労働などの仕事に出かけている▽角材やベニヤ板で組み立てられ、四隅にくいが打ち込まれて地面に固定された構造物にあたる――と指摘。「原告のテントは客観的に生活の本拠としての実体を備えている」と述べた。
　区側は「占有権のないテントはいずれ撤去されるから居住の事実があるとは認められない」と主張していた。
　これに対し、判決は原告の占有権は認められないとした上で、「住民基本台帳は住民の居住の事実を正確に記録するのが目的であり、占有権と生活の本拠として実体があるかどうかは無関係。占有権を有していないことを理由に転居届を受理しないのは許されない」と退けた。

住所がないと、たしかに保険に入れないし、何かと不便である。
基本的人権とか、そういうモノのために、今回の判決が出たのかもしれない。
でもホームレスは自らそれを選択したのだ。
ホームレスにならなずに済む手段はいくらでもある。手段さえ選ばなければ、いくらでもあるのだ。

靭公園に住むホームレスは、市が用意している生活自立センターに移り住むことを頑なに拒絶している。１人当たり１畳くらいのスペースしかなく、プライバシーが確立できないから、という理由らしい。
なにを生意気なコトを言っているんだ？
おまえ、ホームレスなんだろ！
だったら早く自立して社会に貢献しろ！
ただ、いまのダラダラした生ぬるい生活が、居心地いいものだから、自立したくないだけなんだろっ！

公園に住むホームレスに限らず、ホームレスは邪魔でしかない。
特に、公園などの公共の場所に住まれると、臭いし、汚いし、遊ぶことができなくなる。子どもの教育にもよくない、というか、子どもをその公園で遊ばせることができない。
そんな公園の近所に住むこともイヤだ。

まず、ホームレスは自立しろ！
そして、地方自治体は、ホームレスの自立を支援しろ！　あるいは、ホームレスを生まない社会にしろ！

 

ほんと、ホームレス（あるいはアウトドア派な人）は、臭くて嫌いなんだよね。
私の鼻は普通の人よりも、何倍か敏感なので、半径数km内にホームレスがいるだけでも察知するんですよ。
ほんと、勘弁して欲しいです。
不快でたまらない。