Apacheインストール奮闘記

※このブログでは、VMWare Player上にインストールしたFedora Core 5をベースに記述していますので、あらかじめご了承くださいませ。

 

まず、デフォルトでインストールされているApacheの有無を確認。
rpm -qa |grep apache
これで表示されたパッケージを、rpm -e コマンドでアンインストールします。
続いて、rpm -qa |grep httpdコマンドを実行
これで表示されたパッケージも、rpm -e コマンドでアンインストールします。
アンインストールしようとすると、「既存のパッケージで依存関係があるから削除できません」みたいなメッセージが表示されたら、とりあえず、そのパッケージも併せてアンインストールしました。

http://www.apache.jp/misc/download.htmlからダウンロードすれば良し。
（私は2006年10月29日現在、最新バージョンであるhttpd-2.3.3.tar.gzファイルをダウンロードしました）
ダウンロードしたファイルを/usr/local/src/ディレクトリに保存。
tar -xvzf ○○○○.tar.gz
cd ○○○○（上記コマンドで解答されたディレクトリ）
env OPTIM="-O2" ./configure --enable-module=so（"-O2"のOは、大文字のO）
make
make install

これで、Apache2が/usr/loca/apache2/にインストールされました。
/usr/local/apache2/conf/httpd.confをviで開いて、ServerNameのコメントアウトを外したりします。
上書き保存してから
/usr/local/apache/bin/apachectl configtestを実行。"Syntax OK"と表示されれば、OK。
/usr/local/apache/bin/apachectl startを実行。
これでApacheが起動したことになるので、FirefoxなどのブラウザでURL＝http://localhostへアクセスしてApacheのデフォルトページが表示されることを確認する。
私がインストールしたApache2.2.3では、「Work It!」の一行だけが表示されました。
/usr/local/apache2/htdocs/（Apache2.2.3のドキュメントルート）にあるindex.htmlファイルをmoreコマンドとかで確認しても、Work It!しか記述されていないので、問題ないでしょう。

以降、OS再起動時にもApacheをデフォルトで起動するよう設定するには、ntsysvコマンドでhttpdにチェックをつければOKです。
が・・・
デフォルトでインストールされているApacheやhttpdをアンインストールした後だと、ntsysvのリストにhttpdが表示されなかったりします。
そんなときは、/usr/local/src/apache-2.2.3/（ソースファイルを展開したディレクトリ）build/rpm/httpd.initファイルを/etc/init.d/httpdファイルとしてコピーします。
chkconfig --add httpdコマンドを実行して、chkconfig --level 35 httpd onコマンドを実行すれば、自動起動の設定ができます。
/etc/init.d/ディレクトリにhttpdファイルをコピーした後か、chkconfigでhttpdをaddした後であれば、ntsysvコマンドのリストにhttpdが表示されるハズです。きっと。たぶん。

しかし・・・
/etc/init.d/httpd restartコマンドを実行してもエラーになりました。
エラーの内容を見てみると・・・「/etc/httpd/conf/httpd.confがない」とか、「/usr/sbin/httpdがない」とか、そんな内容のエラーでした。
しかたがないから、/etc/init.d/httpdをviで開いて、該当する記述のパスを正しいパス（/usr/loca/apache2/をベースとしたパス）に修正して上書き保存。
/etc/init.d/httpd restartコマンドでApacheが起動したことを確認。

これで、とりあずApache2が起動したことになりますね。
あー疲れた。
この後、PHPとかpostgreSQLとかインストールするんですけど・・・また今度ですね。