いいえ、ケフィアです

1995年に上映された「暗殺者」を見ました。
引退を考える殺し屋No.1シルベスター・スタローン、そして若き殺し屋アントニオ・バンデラス。
いやー、バンデラスはセクスィですな。きっとアゴが割れているからセクスィなんだろうなぁ。
私のこのしゃくれたアゴが割れたら、私もセクスィになれるのかしら？
ω ←割れアゴ
（犬や猫の口元じゃないよ。割れたアゴだよ。蜷川新右衛門さんのアゴだよ）

 

……
最近、頭が哲学っぽいこと？  屁理屈っぽいこと？  そんなコトばかり考える。

私は、いままでに関わった人々の中にも存在している。
親、兄妹、祖父母、大伯父（叔父）・大伯母（叔母）、伯父（叔父）・伯母（叔母）、いとこに その子ども、小中高の先生 そして同級生、恋人、妻、義理の家族 その親族、学生時代の友達、剣道を習っていた頃の先生や友達、バレーボール部の頃の顧問やコーチ 同じチームのメンバーや先輩・後輩、社会人になってからの同僚・先輩・後輩 取引先の人達、ボウリングや麻雀やインターネットやブログなど趣味で知り合った人達・・・・・・。
いままで住んでいた家（部屋）の隣人達、同じ町内会の人達、同じバスや電車に乗っていて私を視覚している人達・・・・・・。
その数え切れないほどの人達の中に、様々な私が存在している。
優しい私、厳しい私、だらしない私、頼れる私、頼りない私、テンション高い私、ナヨナヨの私、エロエロな私、天才的な私、アフォっぽい私・・・・・・。

その私は、様々なモノで形成されている。
両親の愛、兄妹の愛、友達との友情、今までの男女の愛、妻の愛・・・・・・。
愛や情だけではない。
父親の精子、母親の卵子。今までに食べてきたモノ。穀物、野菜、山菜、菌類、肉、魚介類・・・・・・。
今までに吸ってきた空気。今までに浴びてきた日光・月光。今までに流した汗・涙。
私の体細胞は、毎日生まれ変わっている。死んだ皮膚は垢となり出ていく。
瞬間瞬間でコロコロ変わる私の思考。
肉体（マテリアル？）、霊体（エーテル？）、意識体（イデアル？）。宇宙意識？　宇宙エネルギー？

どこからどこまでが私で、それ以外なのか。
例えば、垢。
それが生きているときは、私の皮膚表面の細胞だった。死んで垢となって出てくる。この垢は、私か？
例えば、抜け毛。
それが生えていたときは、私の体毛だった。皮膚から抜け落ちた毛は、私か？
例えば、排泄物。
それを食べたり飲んだりしたときは、私が生命活動をするために必要なエネルギー（カロリー？　グリコーゲン？　炭水化物？）だった。私から出た小・大の排泄物は、私か？
例えば、空気。
私が生命活動を続ける上で必要な空気（酸素）。口や鼻、皮膚表面から呼吸して体内に取り入れて、細胞や血液に送る。私の口や鼻、皮膚表面から吐き出された空気（主に二酸化炭素？）は、私か？
例えば、私以外の人。
その人たちの中には、様々な私が存在する（上記の通り）。その人たちは、私か？

 

こうやって、深く考えていくと、私と私以外という区別が難しくなってくる。
私と私以外という区別、または境界線はないのか？
まるで宗教でいうところの「全なる私」というところか・・・。
思考ではここまで辿り着いて、実感がまだ伴わない。もっと意識を集中すれば、実感できるのかな？
仏教（密教？）では、「すべてのモノに仏性があり、すべてのモノは○○（名前忘れた）の姿を変えたモノである」という。神道では、「すべてのモノに神が宿り、すべてのモノは○○（名前忘れた）の姿を変えたモノである」という。
人の意識を深く深く掘り下げ、潜在意識（深層心理？）よりももっと深く行くと、その根本には神（仏？）につながるという。どの神か知らないけど、神という表現が正しいかどうかも知らない。
ただ、人は意識（心？）の深いところで、ひとつにつながっているという。それは何だ？　私か？

 

で・・・
私は誰？　わたしはだれ？　ワタシはダレ？
あなたは誰？　汝はたそ？

私はあなた？　あなたは私？

ウルトラマンメビウスとウルトラマンヒカリ
・・・個人的には、ヒカリよりハンターナイト・ツルギの方が格好良かった