映画「ドラゴン・キングダム」

Jackie Chan
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昨日（07/26）、TOHOシネマズ西新井（アリオ西新井4F）で「ドラゴン･キングダム」を観てきました。
ジャッキー・チェン（陳港生）とジェット・リー（李連杰）の共演が実現された作品で、どちらのファンでも、カンフー映画ファンでも、充分楽しめる内容でした。

ストーリーは・・・
現代に生きるアメリカ人青年（マイケル・アンガラーノ）がチャイナタウン倉庫で金色に輝く如意棒を手にし、過去の中国へタイムスリップして、酔八仙？のルー・ヤン（ジャッキー・チェン）やサイレント・モンク（ジェット・リー）などと一緒に封印された孫悟空を助けに行くという内容です。

劇中、ジャッキー・チェンとジェット・リーが戦うシーンがあるんですが・・・
もう興奮の嵐！　酔拳vs.少林拳、虎爪拳vs.潭腿（たんたい）拳、etc・・・

ずっとこのシーンだけを観ていたいくらいですね。
主人公アメリカ青年ジェイソンが、ルー・ヤンやサイレント・モンクの修行を受けて、だんだん強くなっていくのも良かった。修行シーンは・・・
草刈り、心構え、馬歩（騎馬立ち）、拳立て（げんこつ腕立て伏せ）、型と、かつての酔拳や少林寺の修行シーンを彷彿とさせるものがありました。

ジェイソン一行には、ルー・ヤンとサイレント・モンクの他、琵琶奏者っぽいゴールデン・スパロウ（リュウ・イーフェイ）が加わって、４人パーティ。ドラクエ型ですかな？
で、敵ボスは・・・
昔、孫悟空に呪いをかけて石にした不死の将軍ジェイド（コリン・チョウ）。不死のうえ、槍（長刀？）を武器とするほか、妖術（サイコキネシスとかファイア･ボールとか）を使うという、いかにもボスっぽい感じ。
中ボスは、白髪魔女ニー・チャン（リー・ピンピン）がいて、如意棒に導かれし者（主人公ジェイソン）から如意棒を奪おうとする。
ジェイソン一行は、ボスや中ボス、戦闘員（ジェイド戦士）を倒して、孫悟空の封印を解くことができるのかっ！！！

 

この作品では、ジャッキーもジェットも一人二役しています。
ジャッキーは、現代のアメリカではオールド・ホップというチャイナタウンの質屋の店主。古代では酔八仙のルー・ヤン。
ジェットは、ジェイソン一行に参加した（如意棒に導かれし者を探す運命）サイレント・モンク。そして・・・もうひとつの役は・・・・・・言えません。劇中でご確認ください。

映画を見終わった後、ショップでパンフレットの他に、こんなモノを発見して衝動買い！！

ジュニア･スクリーンという映画雑誌の特集版「ジャッキー・チェン×ジェット・リー特集号」！！
1260円なりぃ～。ジャッキーとジェットの過去の作品とか紹介されちゃったりして。

この作品は、中国民衆文芸や伝承を楽しむこともできるようですね。
如意棒や孫悟空、五行山などから「西遊記」。
酔拳の達人（酔八仙）などから「八仙」。
　　#八仙とは、足が悪く鉄の杖をついていた鉄拐李（てっかいり）、
　　#着物をはだけて布袋腹を突き出した鐘離権（しょうりけん）、
　　#剣を背負った呂洞賓（りょどうひん）、紅一点の何仙姑（かせんこ）、
　　#驢馬に乗った張果老（ちょうかろう）、笛を持った韓湘子（かんしょうし）、
　　#拍子木を持った大道芸人風の藍菜和（らんさいわ）、
　　#豪華な貴族らしい身なりの曹国舅（そうこくきゅう）の８人。
「１３人の少林寺僧が唐の皇帝を助けた」などの伝説から「少林寺伝説」。
白髪魔女から「白髪魔女伝」。

中国武術には、大きく分けて南派と北派があってスタイルが違うらしく、ジャッキー（香港出身）は南派功夫、ジェット（北京出身）は北派武術。
本当に見ていて、血が踊りますよ。

そうそう。
ジャッキー・チェンは「カンフー･パンダ」にマスター･モンキー役で出演し、ジェット・リーは「ハムナプトラ３ 呪われた皇帝の秘宝」に2000年前の皇帝役で出演します。
「ハムナプトラ３」は、観に行く予定ですよ。だって、過去の作品ぜんぶ（スピンオフ「スコーピオンキング」含む）劇場で観てますからねぇ。

 

 

 

・・・「ドラゴン･キングダム」のDVDが発売されたら、まっさきに買うんだろうなぁ。

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