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映画「レッドクリフ Part.1」 [映画/DVD]

11月の封切り初日に観に行くつもりだったんですが、いろいろありまして昨日(12/08)、TOHOシネマズ西新井で観てきました。
今作品は既に私の妹が観て感想をmixi日記に書いていて、「趙雲が兄貴(長兄)に似ていた」とあったんですが・・・まさに趙雲は兄貴そのもの。
長髪で、面長で、大きめで優しそうな目。でも・・・何年前か分からないけどミス札幌を射止めた兄貴の方が、もうちょっと格好Eですね。
映画が始まってすぐ趙雲が登場し、白馬に乗って長槍を持ち、劉備の妻と子ども(阿斗。後の劉禅)を救い出すシーンを観て・・・「兄貴、強いやん!」と驚いてました。(^-^;

 

ご存じの通り、この映画は中国の「三国志」が題材となっていて、その中でも「赤壁の戦い」がメインです。
「三国志」は・・・もともとあまり興味がなかったんですけどねぇ。堺正章扮する孫悟空が活躍する「西遊記」が好きだったり、「封神演義」の週刊少年ジャンプによる漫画化とかでさらに中国の古い物語(演義?)に興味を持ち(封神演義は小説も読みました)、「三国志」は・・・PS2「三国無双」で遊んだのがきっかけでした。
もともと日本の戦国時代が大好きで、光栄の「信長の野望」シリーズをやって島津や伊達で日本統一していたし、「三国無双」きっかけで「三国志」にも興味を持つようになりました。
中国三大演義と言われる「封神演義」、「三国志演義」、「水滸伝」・・・あ、水滸伝だけ触れてないなぁ~。まだ。今後、水滸伝の世界も知りたいなぁ~。

 

「三国志」を知らない人でも作品が楽しめるよう、映画の最初に「赤壁(レッドクリフ)の戦い」にいたる経緯を簡単に紹介してくれています。
人徳があつくて前漢景帝の子・中山靖王の末裔である劉備(仁愛の人)、劉備と義兄弟の契り(桃園の誓い)を交わした関羽と張飛。そして諸葛亮孔明(金城武)や趙雲がいるのが「蜀」で、三国のなかで一番弱小・・・かな? 兵は2万くらいだし、領地も狭いし。
(日本人は蜀好きが多いと聞きますが・・・どうなんでしょうねぇ~。三国志をあまり知らない人でも、「劉備玄徳」、「関羽雲長」、「張飛翼徳」、「諸葛亮孔明(なんか、諸葛亮じゃなくって諸葛だって言う人もいるみたいだけど分からない)」とか、この辺の人物名は聞いたことあるだろうし)

先見の明があり目的のためなら手段を選ばない冷徹な曹操。三国のなかでは一番勢力が大きく、皇帝(飾りだけど)を保護したことで三国統一の大義名分だけは持っている。「魏」軍は華北の人たちで、騎馬を得意とするが水軍が苦手でしたが、華南の武将たちを配下にし勢いづきます。

「呉」の孫権は、父(孫堅)・兄(孫策)から引き継いだけど、周りは保守的な旧臣ばかりで「曹操に降伏したほうがいい」とか言われちゃって、何もできずにいて。
そこに孔明が呉にやってきて、「せっかくの宝剣も使わなければ意味なし芳一(耳なし芳一とかけた・・・うまくないね)」みたいなことを言って、蜀と呉の同盟をもちかけるも、ギャーギャーと臆病な旧臣が騒ぐだけ。
そこで孫堅の重臣である魯粛(ろしゅく)は「孫権が兄のように慕う周瑜(しゅうゆ:トニー・レオン)に会ってみては?」と孔明に助言。周瑜がいるという赤壁では、甘興(かんこう:中村獅童)が兵の訓練をしていた。孔明は周瑜の家に招かれ、二人で琴を重奏。それだけで、本当に周瑜は孔明の思いを理解できたか・・・別として、周瑜は孫権の妹・尚香とともに孫権を説得。
こうして呉は蜀と同盟を結ぶことに。(黄蓋と張飛の間でちょっとしたもめ事があったけど)

劉備と孫権が同盟を結んだことを知った孫権は、「献帝(後漢王朝の14代目?)に矢を引く逆賊退治」と言わんばかりに80万の軍を南下させた。
劉備と孫権が同盟を結んでも、やはり軍の数ではかなわない。そこで、孔明のとった策とは・・・
果たして、劉備と孫権の同盟軍は曹操の猛攻を止められるのかっ!!?

 

いや~、観ると痺れますよ。格好良すぎて。
関羽の登場シーンなんて最高ですよ。盾を持った兵を横一列に配置して、攻め来る曹操軍の騎馬隊。もう騎馬隊が目の前だよっていう時に劉備軍の兵は盾を裏返す。盾の裏は鏡?のようになっていて太陽光を反射し馬を刺激。馬は暴れだし、曹操軍は足並みをくずす。
鏡のような盾の列が割れ、登場したのが関羽雲長。桃園の誓い後、鍛冶屋に作らせたという重さ82斤の青龍偃月刀を構える。かぁ~、しびれるねぇ~。

そして甘興の戦闘シーン。
赤壁の戦いで、曹操軍の盾を持った兵が円陣で騎馬兵を囲って、盾の隙間から槍で攻撃してきて、槍兵が近づけないでいたところ、甘興は盾を持った兵を足場にして飛び跳ね、曹操軍の円陣内にいる騎馬兵目がけて攻撃。
あれ、たぶんワイヤーアクションだと思うけど、格好良かったです。中村獅童、なまら強えぇ~って感じでした。

 

おっと、小喬(しょうきょう。周瑜の妻)を忘れてました。
姉の大喬(だいきょう。孫権の兄:孫策の妻)と共に「江東の二喬」と呼ばれ、絶世の美人とされていて、曹操はとくに小喬が好きだったみたいですねぇ。 赤壁の戦いの最中、自分が乗っていた軍船へ呼び寄せた踊り子:り姫(りき。「り」は馬辺に麗)に小喬の面影を重ねたり。
り姫にとっては、はた迷惑な話ですよねぇ。
小喬役だった林志玲(リン・チーリン)は綺麗でしたよー。肌が透き通る感じで。
孫権の妹、孫尚香役だったヴィッキー・チャオも活発そうな女性で、めんこい感じでした。

 

 

あ~、もう一回くらい観たいなぁー。
間違いなく、DVD発売されたら買うなぁ~。


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コメント 2

megutantakatan

ね!趙雲役の人、アニキに似てるっしょ??笑。
よかった~。共感できて☆
本当に三国志、面白いねぇ♪続きのパート2が楽しみ!!
by megutantakatan (2008-12-10 21:22) 

しゃくれアゴ

>>妹
たしかに趙雲は、兄貴だったねぇ。あんなところに出演しているとは思わなかったよ。ホントにはー。
Part2観たいねー。赤壁の戦いだけで、映画2部作なら・・・ジョン・ウーが三国志全部映画化しちゃえばイイのになぁ。
「汜水関・虎牢関の戦い」とか、呂布大活躍だろうし。やっぱり「三国一の猛者」とまで言われた?呂布は映画で観てみたいよね。
「白馬・官渡の戦い」で、曹操が華北を手中にするところが観られるし。
あ、関羽が曹操軍に降ったあと劉備軍に戻る、五関突破のシーンも欲しいねぇ。


夏候惇(かこうとん)とか周泰(しゅうたい)、太史慈(たいしじ)、陸遜(りくそん)、馬超(ばちょう)が活躍するシーンを映画でみたいなー。

って、どれも「三国無双」のキャラだったり、シナリオだったりするやないかぁ~い。

by しゃくれアゴ (2008-12-11 23:02) 

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