虚無との戦い

ここのところ順調にみえた私の心の波。ブレ幅も小さくなり、ある程度安定していました。
ある程度の家事もこなせてたし、通っていたデイケアの保健師さんからも「そろそろ次のステップへ」と言ってくれたし、通っていたメンタルクリニックの医師からも「週２ぐらいで４時間くらいの仕事から始めてみよう」と言われていた。
アルバイト情報誌を買って条件に合う仕事を探したり、アルバイト情報Webサイトで仕事を探したり、そうしながらも今まで通りに家事もこなしていました。

そんなときに、奴はやってきました。
奴とは・・・「虚無」です。

いつもは心の奥底とか、隅っことかでひっそりと身を潜めているんですが、急に勢いづいて私に襲いかかってきました。

 

急に、何もかもが どうでも良くなってしまう。
自分の周囲にある物、人、すべてが、そして自分自身が消えてしまえと思ってしまう。

今まで順調に来たけど、ここに来てちょっと躓いた感じがします。
エロ本見ても興奮せず、REDSTONEでやっとランサLv295Tセットを揃えられても感動もなく・・・。何か虚しさだけが心の中を埋め尽くしている感じがします。
月９TVドラマ「イノセント・ラブ」の最終回を観ようが、心の針がピクリとも動きません。REDSTONEで弓子がLv300になっても、何も感じません。REDSTONEでクリスマスイベントとして「骸骨サンタ」が５つの街に襲来して、倒したらクリスマスプレゼントBOXがゲットできると知っても、心が躍りません。

いままで、私は「自分が何者なのか？」よりも「自分は何者になりたいのか？」に重点を置いてきました。
だからスピリチュアルな世界で、「レムリア、ムー、アトランティス」などの記憶を呼び起こす遠隔ヒーリングがあろうが、まったく感心がありませんでした。
ただただ、自分の直感だけを頼りにしていました。「自分は何者になりたいのか？」と自分に問い続けてきました。・・・いや「問い続けてきた」というと、四六時中のような感じがしてしまいますね。気がついたときに、たまに自分に問いかけていました。 

自分の中に答えがあるのは分かっているけど、それがどこにあるか分からない。
どこに自分の心の針を向ければイイのか分からない。
「中高学生のころからの夢だったプログラマー。それに近づくために、自分の実務経験を活かせるサーバ・ネットワークエンジニアを募集していて、かつプログラマーをも募集している会社に入りたい」という考えは、もしかすると私の心の奥底で思っていること（直感）ではなく、理性がそう思わせているのかもしれない。
なるべく無心になり、「何者になりたいのか？」と問うと、「鍼灸師」という文字が浮かんでは消えていきました。（その意味は分かりませんけど）
まずは、身体を仕事に慣らすことが先決だから、条件とか気にせず、とにかく自分から始められる仕事、その後も続けていける仕事、を探せばイイのは分かっています。

趣味（麻雀、ボウリングなど）に関連する仕事、好きな本に関連する仕事、ゲームに関連する仕事、なんでもイイから募集している会社に電話するなり履歴書を送るなり、という動作にまでつながらないのです。
それ以前に、虚無だらけなんです。

この虚無も自分の中の一部だと理解しています。
たぶん、誰もが持っているモノなのでしょう。

やはり「自分が何者になりたいのか？」だけじゃダメなんですかねぇ・・・。
「自分が何者なのか？」も突き詰めないとダメなんですかねぇ・・・。
まだ自分の心を自分の思うがままにできずにいるのが、ちょっと悔しいです。

 

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コメント 2

何者なのか答えがわからないから人は生きられると思う。

考えずに近所のコンビニのバイト、でもいいから、

まずはやってみたらどうかな？

求人雑誌は情報が多すぎて少し疲れる気もするよ。
by あき (2008-12-24 05:50) 

＞＞あきちゃん
コメントありがとう。
自分が何者なのか分からないから、人は生きられるか・・・。たしかに。目標（自分は何者になりたいのか？）があれば、人は生きていけるね。
でも、それだけじゃ弱く感じるときがあってさ。

確固たる自分を持ちたい、という願望があるのかなぁ？私には。
誰もが思うことかもしれないけど・・・。
あ、別に「過去世を知りたい」とかじゃないよ。(^-^;

もうちょっと自分を振り返ろうかなぁ～とは思います。
でも、行動もします。
私の第一歩は・・・あきちゃんも驚くかもね。
by しゃくれアゴ (2008-12-25 00:52)