符計算のつづき [麻雀]
そうそう、前のブログ記事では符計算のための符について説明しました。が、最終的にどうやって自分が和了った手牌や他の人が和了った手牌の符を計算するのか、説明していませんでしたね。
私が符計算を勉強するのに参考としたWebサイトでは、こんな感じになってました。
基本符(副底) 20符
あがり方 門前ロン(10符)orツモ(2符)
待ちの形 辺張、嵌張、単騎=2符
両面、双ポン=0符
牌の組み合わせ
雀頭(役牌)=2符、雀頭(役牌以外)=0符
順子=0符
2~8牌のポン=2符、1・9字牌のポン=4符
2~8牌の暗刻子=4符、1・9字牌の暗刻子=8符
2~8牌のカン=8符、1・9字牌のカン=16符
2~8牌の暗槓子=16符、1・9字牌の暗槓子=32符
上記のうち、手牌で当てはまるモノの符を全て足し算して、一の位を切り上げた数字が最終的な符となります。
例) 東3局 北家
ロン
この場合の符計算は・・・
副底20符+面前ロン10符+双ポン待ち0符+雀頭0符(役牌じゃないから)+中張(2~8)暗刻子4符+么九(1・9字牌)暗刻子8符+順子0符+么九(1・9字牌)明刻子4符=
20+10+4+8+4=46の一の位を切り上げ=50符となります。
待ちでしたね。
これでツモの場合は暗刻子になるんですが、ロンの場合は明刻子になるんです。この場合はロン=ポンだったんですね。槓子の場合も同様です。
私が符計算・点数計算を勉強する際に参考としたWebサイト「雀龍.com」(点数計算 - 符計算を制する)では、とても見やすい感じにまとめられていましたので、ぜひそちらも参考にしてくださいませ。
でも、気をつけないといけないのが・・・例外があるんです。
たとえば平和(ピンフ)ツモ。これは通常通りに計算すると・・・
副底20符+ツモ2符=22符
22符の一の位を切り上げて30符
でも・・・平和ツモだけは、常に20符になります。
平和のロンだと常に30符になります。
これは平和の形が、役牌以外の雀頭+数字牌の3連続×4だからです。
例) ←と待ち
待ちは両面待ちでなければ平和にならないし、雀頭が役牌だと平和にならないし。だから副底20符と面前加付10符以外、符の加算がありません。
ルールによっては平和ツモをみとめていないトコロもありますけどね。
平和ツモのあり/なし、喰いタン(ポンとかチーしての断么)のあり/なし、後付け(ポンやカンした役牌を1飜とする)のあり/なしは、雀荘や麻雀をうつ仲間内でルールが異なります。そこは常に、麻雀する前に確認しておきましょうね。
あと・・・
七対子(チートイツ:またはニコニコ)は、25符2飜だったり50符1飜だったりします。
例)
まぁ、どちらにしても同じ点数計算になるんですけどね。たいてい七対子は25符2飜のようです。
最後の例外として・・・鳴いた平和形です。
たとえば断么(タンヤオ)で、こんな感じになったら?
ロン
副底20符がつくのは基本ですが、他にこれといって符が加算される要素がないんですね。だからと言って20符1飜(断么のみ)ではありません。これがロンではなくツモだったら、副底20符+ツモ2符=22符で一の位を切り上げて30符になるんですけどねぇ・・・。
麻雀では点数の最低ラインを1,000点と決められているため、上記のような手牌でロンしても30符になります。「平和形のロンは30符」を覚えておけばOKでしょうね。
ということで・・・例外の3つをのぞけば、
符の計算式は
副底20符+上がり方(門前ロン10符orツモ2符)+待ち(辺張待ち/嵌張待ち/単騎待ち2符)+面子(役牌雀頭2符/中張(2~8)の明刻子2符/么九(1・9字牌)の明刻子4符/中張の暗刻子4符/么九の暗刻子8符/中張の明槓子8符/么九の明槓子16符/中張の暗槓子16符/么九の暗槓子32符)=一の位切り上げた数字
となります。
この符は覚えておいて損はありません。
うまく符を重ねていけば、40符の手牌が42符になって一の位を切り上げして50符になったりして、点数が増えたりしますからねぇ。
・・・といったところで符計算は終了。
役とか点数計算は、次の機会に。
再見! (^-^)ノシ
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