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トークショー&上映会「闇の子供たち」 [映画/DVD]

昨日(02/16)、東京商工会議所のホールで行われた、「トークショー上映会:闇の子供たち」に行ってきました。

トークショーでは、「闇の子供たち」の原作者やユニセフ親善大使アグネス・チャン、子ども関連の法律にくわしい弁護士がスピーカーとして参加していました。
「闇の子供たち」とは、人身売買される子供たちのことです。人身売買はいろいろな目的で行われています。児童ポルノ、買春(同性愛者含む)、そして臓器提供・・・。

社会的弱者である女性や子どもが、値段を付けられ売買される。
そんな社会の闇の部分で、ほんの一部が取り上げられています。この作品を観終わった後、とても後味が悪いです。これは・・・私の中にも闇の部分があり、それを映し出されているから、なのだろうか?

 

この作品は、2008年に映画化されましたが、タイでの上映をタイ政府が認めなかったという曰く付きです。

 

映画「闇の子供たち」の舞台はタイです。
そこには日本新聞社の記者南部(江口洋介)が、上層部より「タイで臓器移植手術のため、生きたまま子どもが売買されている」ということを調べるところから始まります。
一方、ボランティアとしてタイのNGOに参加している恵子(宮崎あおい)は、現地のNGOスタッフから「子供が人身売買されている。買春で病気になった子供はゴミとして捨てられる」と知らされ、児童買春が行われている店舗でゴミ回収車に子供が捨てられないかを見張る。
南部は現地で盗撮の罪で捕まっていた与田(妻夫木聡)と知り合い、彼の保釈金を払いカメラマンとして雇うことに。

南部は、元・買春仲介者などとコンタクトをとり探りを入れるが、買春業者に目をつけられ、命を狙われることになる。
そのころ日本の日本新聞社では記者清水(豊原功被補)が、日本人の子供が臓器移植手術のためタイに渡航することを知る。南部、恵子は日本に帰国し、清水とともに当該家族に取材する。
恵子は「タイで臓器移植手術をするのを辞めてください」と感情的になる。が、両親は「日本では認められていない子供の臓器移植手術は、アメリカだと登録してからドナーが見つかり手術するまで長期間になり、手術のまえに子供が死ぬ」と言う。
南部たちは恵子をタイに戻し、清水は日本の家族がいつタイへ渡航し、いつ手術するのかを調べる。南部は再びタイに戻り、臓器移植手術が行われる病院や執刀医を調べる。

ボランティアである恵子は、「臓器移植手術のため、生きた子供が殺されるのは許せない」と憤る。新聞記者である南部たちは、「手術を辞めさせて、目の前の子供の命を救っても、また別な子供が臓器提供者として売買される。その仕組みを調べて暴かなければ、繰り返されるだけ」と言う。

恵子は、病気になり回春施設からゴミとして捨てられた子供を救い、病院へ送る。現地NGOは、回春しているマフィア?に目をつけられ、NGO協力者が射殺される。
NGOは人身売買や回春の事実をみんなに報告し、一致団結しようと集会をひらくが、そこに回春しているマフィアたちが現れ警察たちとの銃撃戦となる。
飛び交う銃弾の中、しゃがみ込み逃げ惑う人々。恵子はNGOスタッフとともに子供たちを避難させる。その場に居合わせた南部は、自分の闇の部分を思い出し・・・。

この件により、現地警察当局は回春施設を強制捜査し、マフィアおよび回春客を逮捕、監禁されていた子供たちは保護される。

 

 

う~ん・・・
本当に後味が悪いです。
でも、世界の貧困層は親がお金のために子供を売ったりするのも事実です。需要があり供給がある。反吐が出ますけどね。

 


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