六郷神社のお祭り [日記・雑感]
エビの天ぷらより、イカの天ぷらが好きな しゃくれアゴです。
06/06は、六郷神社のお祭りの日でした。
(祭り自体は土日だったかな?)
しゃくれ夫妻は、前日(06/05)のうちに大田区へ移動し、妻の実家へ挨拶して、その後妻の叔母宅へ。1泊させてもらって、朝から東京都大田区で一番古い神輿の渡御についてまわって歩きました。
金曜日(06/04)に御魂入れされた神輿。
以下、六郷神社の神輿説明。
六郷神社は、六郷川(多摩川)の守護神でもあり、古くは大師河原町・元羽田4ヶ町、鈴木新田(現羽田空港)などを含め、41ヶ町の氏子を持つ総鎮守だったそうで、古くは神輿が3基あったらしく、その神輿を座船に載せ六郷川を船渡御する曳舟祭が行われていたとか。
今の神輿は、向かって左側「壱之神輿」は昭和7年に新調したもので、平成19年の950年大祭の時に大修理されました。
(台幅:4尺2寸、高さ:6尺5寸、重量:千貫(正確な重量は不明:神様の乗り物であり、神様は量るものではないため))
向かって右側の「弐之神輿」は文久3年(1863年)の古い神輿を昭和55年(1980年)に氏子青年会が修復したもので、大田区では一番古いもの。
(台幅:4尺、高さ6尺3寸、重量:千貫(正確な重量は不明))
天正19年(1591年)徳川家康は、神領として18石を寄進し、慶長5年(1600年)には六郷大橋の竣工の際、六郷神社の神輿をもって渡り初めを行ったと史書に残っているらしく、そのことから、六郷神社は八幡宮の巴紋と併せて葵紋を用いているそうです。
(3基目の神輿は、渡御の際に怪我人が出たことが多かったらしく、いまでは神輿塚に埋められているそうです)
六郷神社の神輿は古いこと、大きいことはもちろんのこと、その荒々しさが有名らしいです。
よこた という、神輿を左右に揺さぶったりします。それが見たくて、六郷神社のお祭りに行ったんですねぇ。
六郷神社の氏子だけでなく、羽田や萩中などいろんなところの氏子たちがハッピ来て、神輿を担いでいました。
1時間くらい渡御した後、10分くらい休憩します。担ぎ手たちは、休憩所でその町会の人たちが準備した食べ物や飲み物で鋭気を養います。
バナナだったり、キュウリだったり、ゆで卵だったり、ジュースだったり、缶ビールだったり、缶酎ハイだったり・・・・・・。
ちょっと分かりづらいかもしれないけど、よこたの最中です。神輿の四隅にある房が大きく揺れています。神輿の担ぎ棒を持って跳ねたり、沈めたりして、神輿が暴れます。
休憩中に一番近くへ行って写真撮ったけど・・・神様の乗り物って写真に撮ってもイイものなのだろうかと自問自答したりして。
朝8時くらいから夕方5時くらいまで神輿の渡御が行われ、しゃくれ夫妻は六郷神社氏子の叔母や叔父たちと一緒に(時々はぐれたけど)朝10時くらいから最後の神輿宮入まで渡御について歩きました。叔母や叔父は、久々に神輿を担いだらしく、肩に神輿の担ぎこぶができていました。
しゃくれ夫妻は・・・すっかり日焼けしました。
例年、六郷神社のお祭りは雨だったり曇りだったりしたことが多かったらしいのですが、今年は珍しく一日中晴れていました。
妻はおでこ、鼻、頬、首、腕が日焼けして、私は帽子被っていたから腕だけ日焼けしました。
う~ん、一日中歩いてちょっと疲れたけど、大きな神輿が見れたし、よこたも七辻(1箇所に7本の道が集まっている交差点。日本では東京都大田区と、関西?の2箇所しかないそうです)で1回、宮入前に2~3回見れました。
神輿の渡御の時は、かけ声が「さー、さー、さー」なんですが、東京音頭を氏子たちが歌い出したら よこた の合図です。
いやー、ホント楽しかったなー。
おまけ。
妻の叔母が住んでいる梅屋敷(タモリ倶楽部で、駅から電車がはみ出ることで取り上げられたりしました)のパン屋さんで見かけたサッカーW杯限定のペットボトル。
そして・・・・・・
水門通り商店街(最寄り駅:京浜急行線 雑色駅)にある鳥真です。
妻の同級生の実家だったりして、妻や叔母は古くからの付き合いだそうで。
ここの鳥肉がうまいこと、うまいこと。鳥料理専門店なんですけどね。レバ刺しとか美味しかったし、唐揚げもしつこくなし、砂肝の刺身がなかったのが残念だったけど、1泊2日のうちに3回も鳥真に行けたのが嬉しかったです。
神輿の宮入が終わった後、鳥真には氏子や消防団などの人たちが集まって慰労会やってました。
初代神輿部長だった人(いまは氏子会の会長さん??)や、今回(10代目)神輿部長をやった人も来たりして、楽しかったですよ。
と、しゃくれ夫妻は楽しい週末を過ごしたのでした。来年も行けたらイイなぁ~。
写真を拝見させて頂きましたが、私は写っていませんでした
代わりに私の会の4代目の会長を勤めておりました、後ろ姿が
5.6枚目に写っていました。
by ハンチングパパ (2010-06-09 03:24)
>>ハンチングパパさん
コメントありがとうございます。
ほとんど神輿の後を追う形で写真を撮っていたので、神輿前方を担いでいた方たちはたぶん写っていなかったんでしょうね。
妻の叔母が氏子さんの中でも結構顔が広いみたいで、神輿渡御の最中、いろんな方とお会いしました。もしかするとハンチングパパさんともお会いしていたかも??
by しゃくれアゴ (2010-06-09 19:07)
鳥真でお会いした部長です。
その節はお世話になりました。
来年も神輿渡御が出来るよう頑張りますので
ぜひ見に来てください。
by 10代目 (2010-06-18 08:20)
>>10代目さん
コメントありがとうございます。光栄です!!
神輿の渡御を仕切ったり、よこたの指示を出したり、格好良かったです。
妻の叔父が氏子青年会に入っていますが、今年は腰痛で神輿を担がなかったようです。妻の叔母は、女性で初めて六郷神社の神輿を担いだ人です。もう一人の叔父はイイ感じで酔っぱらっていました。(^-^;
とても楽しい時間を過ごせました。
来年も楽しみにしています。
by しゃくれアゴ (2010-06-18 18:20)