自衛軍を持つということ

日本政府は、現在の日本国憲法の第９条にうたっている「不戦」の要である部分を改正する方向で動いているらしい。
それは、別にいいと思う。
実際、自衛しかしませんという「自衛隊」とは言っても、他国から見れば立派な軍隊なんだから。
ちゃんと自衛隊（あるいは自衛軍）の存在が矛盾なきよう拳法を改正すれば良いと思う。今までが、実態と憲法とが矛盾していたんだから。

現在、日本の軍事力は、アジア諸国では１位である・・・と思う。
アメリカの力を借りて、アメリカから戦闘機等の兵器を買って、軍事力は相当なものだろう。それに米軍の軍事力がプラスアルファになるのだから・・・現在の日本はどこからも侵略されることなく、無事でいられるのであろう。

でも、このアメリカの軍事力の傘下にいることで、日本はアメリカに対してあまり強く出ることができない。
日米地位協定がある。
米兵が公務中に、日本国内で犯罪を犯し、日本の警察が犯罪者である米兵を捕らえても、最初に裁けるのはアメリカなのだ。
この日米地位協定のため、小学生３人が米兵が運転する車にひき逃げされても、その米兵は日本の法律で裁くことができない。

自衛軍の保持を宣言するのであれば、北朝鮮などからの脅威に対抗するために、より強固な軍事力を保持し、いっそのこと、アメリカの軍事力傘下から出てみてはどうだろうか。
日米地位協定もなくなれば、在日米軍も必要なくなる。
いや・・・アメリカのことだから、縮小はあっても完全撤退はないかもしれない。
でも、在日米軍基地の場所移転とか、基地近辺住民の騒音問題などが、ある程度解決されるかもしれない。

日本はそろそろ、アメリカから離れる時期なのかもしれない。
でも、完全に離れるのではなく、兵器開発など技術面では協力すればいい。
対ミサイル兵器（アルファベットで３文字だったような気がするけど・・・思い出せない。ＴＤＭだっけ？）とか、戦闘機とか空母とか。
日本国産の空母を造るのもいい。そうすれば、三菱重工とか富士重工とか、かつての造船会社が潤うことになる。
空母だけじゃなく、戦闘機も日本国産を作ればいい。
アメリカの戦闘機を真似れば、かつて車を日本仕様にしたように、戦闘機も日本仕様にしちゃえばいい。
そうすれば、既存のアメリカやロシアの戦闘機よりも性能が良い戦闘機ができるかも知れない。

日本でも、韓国や台湾などで行われている徴兵制度を見習えばいい。
若い野郎どもを肉体的にも精神的にも鍛えることができるし、愛国心が芽生えるかも知れない。韓国人にあって、日本人にはないもの・・・それは愛国心だと思う。
日本人って、あまり自分の国のことを好きとか、守りたいとか、そういう考え方をしないよね。
なんでかなぁ？
平和ボケ？
だから、韓国やロシアとの領土問題で、いつまでもグチャグチャともめて時間ばかりがムダに消費されているし、中国にもなめられて海底資源（天然ガスなど）を日本の経済水域の海底から取られちゃうんだよ。
なめられているんじゃないのかなぁ？
軍事力をちらつかせるくらいのことも、必要だと思うよ。ちらつかせるだけだよ。

まぁ、国境なんて、地球に住む人間たちが勝手に主張している縄張りでしかないんだけどね。

 

ちょっと危険な考えかもしれないけど・・・どうせ憲法を改正し、自衛軍の保持を明記するのであれば、それくらいしないと、あまり変わり映えのしない、今までと同じ日本である。
自衛のために軍隊を持つことを憲法で明記するのであれば、防衛費は今まで以上に膨らむだろう。それは・・・税金から充てられると思うけど、タバコとかアルコールとかの税金を上げるなどの小手先の財源確保ではなく、税金の無駄遣いを無くしたり、裏金で私服を肥やしている奴らを吊し上げれば済むことである。

日本も、そろそろ、自分の国を自分の力だけで守れる国になる時期だと思うんだけど・・・
まだまだ日本人はバカだから、無理かなぁ？

国のことよりも己の保身のこととか私服を肥やすこととか、そんな低レベルのことしか考えられないんだろうな。

って、自分も日本人だけどね。

 

 

 

なんか、論点が定まっていないような感じで、ダラダラと書いているけど、要するに、自衛軍を保持することを憲法で明言し、より強固な軍隊を保持し、アメリカ軍事力傘下より離れるべきである、ということが言いたいのよ。

じゃないと・・・ず～っと、今までと変わらないよ。何も変わらないよ。