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「渡る世間」は意外に狭い [TV・ラジオ]

TBS放送のTVドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の再放送を観ている。
たいてい、毎週月~金曜日の午前10時~11時に放送されている。たまに午後に放送している場合もあるけど・・・。
結構、欠かさず観ていたりする。

「渡る世間は鬼ばかり」のキャストはココを参照のこと。

このTVドラマは、岡倉家の次女サツキ(泉ピン子)が主人公で、嫁に行った先の小島家が経営している幸楽というラーメン屋さんがメインの舞台になっている。姑(小島キミ)との意見の衝突、姑が可愛がっている店員(田島聖子)からの言葉による嫌がらせ・・・。
観ていて、あまり気持ちが良いものではない。
また、サツキには子どもが2人(アイとシン)いるが、他人の子ども(カズちゃん)をワケあって預かっている。このカズちゃんをめぐっても、一悶着あったりする。
すべての矛先はサツキに向かう。
サツキの長男シン(えなりかずき)が大学に行くといった時も、サツキが攻められた。1回で大学に合格できず浪人したときもサツキが攻められていた。
サツキの長女アイが1人暮らしするといった時も、サツキが攻められていた。
幸楽がケータリングで参加したパーティで食中毒を出して、保健所が検査に来て、問題は無かったけど、その事件によって客足が遠のいたとき、「幸楽は安全です」というビラを自分の意思で配っていたカズのことで、やっぱりサツキが攻められる。
常に、サツキは何かの事件の矛先にあげられるのである。


舞台は幸楽だけではなく、サツキの父親(岡倉大吉)がサラリーマン定年退職後、調理師免許を取って、岡倉という名の小料理屋を始める。ここも物語の舞台になっている。
このドラマを観ていて、つくづく思うこと。
・・・それは、「渡る世間」の世間は、意外に狭いということ。
結局は、幸楽と岡倉の話だから。
それは、「渡る世間は鬼ばかり」の家系図を見ても、一目瞭然。複雑に見えて、案外スマートな家系図になっている。


しかし、サツキに対する姑の言動は、たまにイラっとくる。
本当に観ていて、あまり気持ちよくない。
でも・・・続きが気になって、観ちゃう。

う~ん・・・私も橋田壽賀子にやられてしまった1人なのだろう。


 


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