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キーワードは「左うちわ」 [日記・雑感]

今日(3/4)の夜21:00頃、実家に電話かけてみた。
母は留守のようだ。こんなとき、きまって近所の祖母の家にいる。
祖母の家に電話をかけた。

久々に祖母の元気な声をきけて、うれしかった。

その後、母と電話を変わって・・・
父と兄は埼玉まで出張して大工仕事をしている。妹は昨秋あたり?から実家をはなれ遠く沖縄の病院で看護士として働いている。で、母は最近、ひとりぼっち。
まぁ、父や兄がいるときには、手元になかったチャンネル選択権が、ひとりでいる今こそ、自分のモノにできる時なのだ。

母はだいたい58歳くらいで、現在は生協のスーパー?で、青果コーナーの荷出し担当をしている。広告POPの内容変更作業も任されているらしい(操作は怪しいものだが)。さすがに、毎日毎日、かぼちゃやら、きゃべつやら、玉葱のネットやらを段ボールと陳列棚の間を上げ下げしたり、レタスやキャベツなどをラッピングしたり・・・とにかく二本の腕が大活躍なのだが。
ここのところ、母の体調が思わしくないらしい。二本の腕それぞれで、肘よりしたの筋の部分がつっぱるような違和感を感じ、何もしていなくてもズキズキ痛いという。
・・・温泉とかにつかると具合がよくなるんでしょ?
だったら、冷湿布じゃなくって温湿布なの!
筋肉痛みたいに表面的な筋肉の修復や回復には冷やす必要があるけど、筋肉の下の筋とかになると、冷やすよりも暖かくした方が楽になるんだよ。
と、母に冷湿布と温湿布の違いを説明。
「へぇ~。」 ・・・ちゃんと聞いていない証。

で、自分がしゃべりたい内容だけ、一ターク高く、ボリュームもやや多めでマシンガンのごとく、しゃべりつくす。
「妹が誕生日にひっかけてバースディ割引で帰ってくるって言っていたから、2月下旬ごろにひな壇(我が家のひな壇は立派なモノで、7段ある。もちろん、妹のことを目に入れても痛がらなかった故・祖父が買ったモノ)をせっせと一人でくみ上げて、飾り付けをして、いつ3月3日生まれの娘が帰宅してきても準備万端の状態にしていた。
で、妹が友人達とのどんちゃん騒ぎから帰ってきた4日02:00頃、妹が顔を洗う音でうっすら目覚めた母。その母へ妹はこう告げた。
「おひな様、早くしまって」

OH!! My GoD!!! Jesus...と母や心の中で、唯一神であり絶対である神に許しを請うたとか・・・
(我が家は代々、真言密教らしいので、英語の賛美歌よりも、梵字やインスクリット語のお経の方が、すんなるくるというか、あずましい気がします)

段ボールから全部の人形や飾り付けを出し、7段の階段をくみ上げ、そこへ綺麗なフェルト地みたいな布を敷いて、そこへそれぞれの人形を配置していく。
7段飾りだから、お殿様、お姫様、三人官女、五人囃子。老人や若者などもいます。役目は忘れたけど。
全部箱からだして、くみ上げるまで1時間以上かかったと、母が愚痴っていました。
「初めて買った時なんてさー、父さんが全部やってくれたのにさー。2年目以降からは、全部ず~っと私なんだよー。」
「どうせ、ひな祭りに合わせて妹が帰郷するんだったら、組み立てや片づけを手伝わせればいいじゃないの?」と聞くと、「だって、妹は久々の札幌の友達との再開とかで、誕生祝パーティーとか、沖縄ではなかなか買えないおしゃれな服とか買ったり、カラオケで歌ったり、夜遅くまでしゃべっていたり。昨日の晩なんて、02:00に帰ってきたんだよ。父さんの車で」

妹友達の中で話題が「ひな祭り」になったらしく、「私たち、雛飾りをしていなかったり、雛飾りを早く片づけていなかったりしているから、婚期が来ないんじゃないの?」という一つの結論に達したらしい。
27歳の考えることは・・・だいたい32歳の私と考えることと・・・一緒のときもある。

で、妹の告知を受けた母は今日(3/4)のに中にひな壇をすべて片づけたそうです。1時間20分。・・・おつかれさま。
妹! > このブログ記事を読んでいたら、今後の雛飾りは自分でやること!
     これをやぶったら、オレのほじった鼻くそを妹の鼻の穴の中に
     移植してやるぞぉ!

その後、札幌から埼玉まで出張して大工仕事をしている兄と父から、母親の携帯電話に連絡が入ったので小休止。

で、母親から電話がかかってきたと思ったら、また雛飾りの話をしはじめたから「それは、さっき聞いたよ」と興奮さめやらぬ母さんをなだめた。
そんなテンションが上がるくらいの出来事だったのであろうか。
いままでは、ひな壇を出して飾ってから、2週刊くらいは飾っていたらしい。
「なぜ、そんなに飾っておくの?」って聞いてみたら、「だって、ずーっと押入のなかでホコリかぶっていたんだし、せっかく綺麗に飾ったんだから、長い間、外に飾っておいてあげたいじゃない」
いいや違う。口では、こう言っているが、本音は「すぐ片づけるのが、しんどい」だけなんだ。
実際、今年の雛飾りは3/4日中に片づけすんだらしい。
もちろん、その間、妹は久々の札幌を旧友たちと騒いで遊んでいた。


母の腕のちょうしが悪い話から、だいぶ話がそれてしまった。
母は最近、職場の「お局さま」と衝突したらしい。
「お局さま」から「これやっていおいてね」って頼まれても、「ふんっ、いつかやりますよーだ」みたいな態度をとって、衝突。
「仕事楽しくないし、腕はいたいし、パートの頭数が不足しているから月の労働時間が百十時間とかいっちゃうし・・・もう辞めたいんです!」
「ええぇ!」
「次のローテーション(3/10ごろ~4/10)が終わったら辞めるつもりですので」
「いやいや、ちょっと待ってよ。もっとゆっくり話し合いましょう?」
「いえ、家に帰れば、沖縄から帰ってきた娘がいて、忙しいので、今日はこれで!」と帰ってきたらしい。
翌日、店長とも同じ話をしたけど、やっぱり腕の痛みのこと、過密な労働時間とローテーションが身体的にキツいこと、などなどを話した。
「じゃー、ちょっと、ゆっくり話を聞かせて欲しいんだけどさ・・・」
「1ヶ月くらいのローテーションでは、新人が採れるかどうかもわからないし、もし採れても育つかどうか分からないし・・・」
 (ここで、私のツッコミ。「それは会社側の仕事でしょ」)
「いや、家に帰れば、沖縄から帰ってきた娘がいて、忙しいので、今日はこれで! 詳しくは後日!」と言って帰ってきたとか。

母親の「パート辞める」発言の理由には、両腕の筋が痛む、ローテーションがキツい、などが主な理由だが、本当の理由は・・・
さっき電話で聞いて驚きました。

「パートを辞めて、失業手当を支給してもらいながら、アゴ☆アゴが去年やったように、職業訓練を受けようと思っているんだ。そこでパソコンの入門くらいできるようになりたいんだー」
それが目的か。だったら、早くパートやめて、職業訓練はじめて、自分用のノートPCを購入して、ADSLとかFLET'S光とか開通させちゃえば、アゴ☆アゴ夫妻が実家に帰省しても、ブロードバンド環境が整っているので、簡単に自分のノートPCを実家内LANに接続して、いつもどおりにネットサーフィン(メールチェックやらブログUPやらmixi巡回など)ができるワケですよ。

ふと疑問。
「母さんがさぁー、パート辞めたらさー、家計はうまく回るの?」
「回るんじゃなくって、『回すのさ』」←自信満々
「えっ・・・国民年金とかは?・・・」
「あ、国民年金は札幌市で結婚式して、そのころが300円くらいだったかな?
で、その後、白石区大谷地(当時の住所)に住んで、アゴ☆アゴが小1になったころ、豊平区北野(当時の住所)に一戸建てを購入して住んだ。
その引っ越しの前後で、国民年金の支払額が、10,000円を超えたので、母と父は「もういらない。いままで払い続けてきたものが、老後にそれ以上の金額で返ってくるとは思えないから、国民年金の支払いは、その頃にストップしたの
「スッ・・・ストップゥ!!」  (〃*`Д´)
「え? じゃあ、父さんも母さんも年金はないのね」
「うん」
「老後の生活費はどういうふうに回していくのか、計画とか予定とかあるの?」
「父さんに細々と長く働いてもらうさ。病気になったら1~2ヶ月入院して、治ったら、また働いてもらって・・・」

・・・(絶句) ・・・あぼ~ん・・・
・・・
・・・
「いやいや、それを父さんが了解しているかどうかもしらないけど・・・オレは、ようゆわんよ」
「あ、それにね。私は二人も息子に恵まれたから、『左うちわ』なのよ」
「え?」
「父さんと同じ大工をしている長男(長髪☆バイク好き)も、アゴ☆アゴも、妹も、もう私たちの手から離れたからね。あと10~20年後には、お母さん、右うちわで、さらに左うちわになっちゃうんだから~」
・・・
・・・
「あ、思い出した。そういえば、自分が小5~6年のころ、親族とか友達の母親あたりに『我が家は息子二人に恵まれたから、老後の私は左うちわなの』って言っていた! あのことは、このことなの!?」
「そうそう」
「いや、待てよ。自分は現在職に就いていないし・・・」
「そうは言っても、アゴ☆アゴが働きだしたら年収500万円以上は行くんでしょ? 兄貴(長髪☆バイク野郎)は大工だから、仕事の数が年収に響くのよ。兄貴に仕事がひっきりなしに入って、大忙しだったら、アゴ☆アゴと同じくらいの年収だと思うけど、いまの時代、大工の仕事の量なんて知れているでしょ?
だから、アゴ☆アゴが、我が家では一番の稼ぎかしらなんだからぁ。
10~20年後には母さんを左うちわにしてくれる息子達だと思っているからこそ、いまでも脛をかじらせているんじゃない。これは投資よ、投資」
「はぁ・・・今までの仕送りとか、送金とかは・・・私への投資だったんでつか。そして、私が会社の中で油がのってきた頃に、母さんの老後の資金係になるワケだね。」
「うん、そうそう。別に、今すぐってワケじゃなくって、10~20年後のことだからね」

 

いままでの母からの暖かい仕送り、送金。
今回の電話までは、「母が誰かに、あれこれして、頼られたい」という願望を実現するために送ってくれているものだとおもっていたが・・・
その考えは根底から覆されて仕舞った。
Oh, Yeah!! Everything is Upsidedown!!

母が毎月1回仕送りしてくるから、「東京でも買えるモノがあるだから、そんなに送ってこなくても、ちゃんとコッチはこっちで生活できているんだよ」と言ったら、父親が電話口に登場。
「母さんの楽しみを取り上げるなー。やりたいように、やらせろ。それも親孝行だぞ」って父さん言っていたよね。
でも・・・でも・・・
あの仕送りも、この仕送りも、すべては母の老後を面倒見る次男の私への投資であった・・・。

兄貴、このこと、知っているのかなぁ?
そしたら、ハーレーがどうのとか、言ってられなくなると思うんだけどなぁ?

しかし・・・
今日は母親の電話での会話内容で一番疲れたです。
じょ・・・冗談だよね? 母さん。
まぁ、一応念のため、次男でも男ですから、生母の面倒は見るつもりではありますです。・・・次男だから、長男に少し頑張ってもろてぇ~。
次男もそれなりに頑張ってもろてぇ~。
二人合わせれば、父母二人くらいの暮らし、なんとか回せるさっ!

・・・そのためには、夢であったプログラマーをちょっと今後の道からハズして、ネットワーク/サーバエンジニアのキャリア(年収500万円)を活かして、職について、出世(IT業界で俗に言うPG→SE→上級SE→PL→PM→シニアエンジニアとか、そんな感じ?)するべきか・・・
それとも・・・
ネットワーク/サーバエンジニアのキャリアに腕をかけて、インフラ構築の職人(エンジニアってそうあるべきだと思うんですよね。大工の息子だった私だからこその発想なのかしら?)

ま、おちおち昼寝なんかしてらんないコトだけは確かだ。
10~20年後の「父母老後生活安定化プロジェクト」のためにも、いまから少しずつ(ややキツめで)仕事復帰のステップを踏まねばならないよね。

なんか、背中が少し重たくなったように感じるのは、気のせいでつか?

 

DQMジョーカーで、「ギャオース」やら「デンデンりゅう」やら「ドラゴンバケージ」やらを配合で生み出しまくっています。
気が付いたら、ドラゴン系モンスターばかり。
・・・他の系統のモンスターたちも成長させて配合させて、かつてのドラクエ本編でのボス達(りゅうおう、シドー、ゾーマなどなど)を作り出すんだぁ!!
まだまだ、遠い先のお話ですがね。
もうしばらくしたら、「DQMジョーカーで、こんな配合でモンスターを強くしていきました報告」のブログ記事をUPするかもしれません。
そのときは、よろしくお願いします。

 


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コメント 4

妻

いや~、左団扇の話には驚かされたよ。あのママ便が「投資」だったなんてヾ(@† ▽ †@)ノうわーん・・・涙が出るほど笑った。

実の両親のポリシーは「借金も残さないが、財産も残さない。老後の生活は年金と貯蓄したもので慎ましくやっていく」と宣言されているから、親はそのようにするもんなんだろうなという、“漠然とした勝手な思いこみ”をしていたよ。
そして、「年金には入っていない」という事実(* ̄ロ ̄) ガーン||||||||||||||||
申し訳ないけど、S家(私の実家)の考え方の中には、そのような選択は絶対にあり得ないんだよ・・・両親ともに中卒で働き始めた頃から厚生年金に入っていた。母が離職した後も国民年金第3号として加入していたよ。

でもさ仮に、アゴ☆が年収500万円程度もらえるようになったとして、私達が子供を授かったとしたら、果たして両家の親たちを支えていくことは出来るのだろうか?と、考えてしまった・・・
孫という存在に対するマネーポケットが「6ポケット」だと言われているこの時代に・・・

「お父さんには、細々と長く働いてもらって」と言っても、人生80年といわれている今、お父さん達には20年という時間があるんだけどなぁ。

頑張りましょうね。
by (2007-03-05 16:36) 

苑武れむ

私もびっくりしました..+'(◕ฺд◕ฺ)..+*

アゴさんのお母様、若い!そしてたくましい!
頼られるというのは良いことですよ。

負担に考えすぎず、前向きに親孝行する方向で考えていけるといいですね。
うちは娘2人なのでうちわはもてないことでしょうw
by 苑武れむ (2007-03-05 17:58) 

しゃくれアゴ

>>妻
ビックリだったし、面白かったね。
妻へのコメントは長くなっちゃって、収集つかなくなっちゃったから、コメントではなく記事として書いたから、それを読んでちょうだいな。
by しゃくれアゴ (2007-03-05 19:43) 

しゃくれアゴ

>>えみるさん
私の母はエネルギッシュで、臨機応変な人です。
つねにポジティブ。「なんとかなるさ」が口癖。

母の「10~20年後には左うちわ」宣言を負担とは考えず、親孝行としてとらえますよ。(^-^;
by しゃくれアゴ (2007-03-05 19:45) 

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