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イキガミ [漫画・本・雑誌]

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それが、「イキガミ」。

イキガミ 1 (1)

イキガミ 1 (1)

  • 作者: 間瀬 元朗
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/08/05
  • メディア: コミック

この漫画の舞台は、日本。実際の日本とは異なる日本。
国家の繁栄を維持するための法律「国家繁栄維持法」があり、小学校入学と同時に「国繁予防接種」を打たれる。
この注射の中には、ワクチンが使用されている。そのうち約0.1%に、特殊なナノカプセルが混入している。1000人に1人の確立で、そのカプセルを注入されることになる。
そのカプセルは、注入された国民の体内を漂い、やがて心臓の肺動脈内にとどまる。そして生命力がピークに達する18から24歳までの、あらかじめて設定された日時に破裂して、その命を奪う。
しかし、そのナノカプセルが誰に注入されたのかを、国民は知ることができない。

体内にカプセルを抱えた国民のもとには、「死」の24時間前に、その日時が記された「死亡予告証」が配達される。通称「逝紙(イキガミ)」。

24時間後に死ぬことを通達さえた人間は、どのようにその24時間を過ごすのか・・・。
ある人間は、学生時代に自分をいじめていたグループへの復讐へ走る。
ある人間は、自分の夢をまっとうするためだけに生きる。

う~ん・・・。
いろいろ考えさせられる漫画ですねぇ。
「残りあと1日・・・どう生きる!?」とか「死んだつもりで生きてみろ」とか・・・。
1巻の最初に「逝紙」を配達された人間は、かつて学生時代にいじめらて、大人になった後でも体や精神に傷を抱えていた。そして自分と同じようにいじめられて、仕返しできないでいる男子生徒と出会う。
「いつまでそうしてボコられてるつもりなんだ!」
「いつか仕返ししてやる、それまではじっと我慢だ・・・そう思っているのか?」
「だけど、その日が来るまで、生きられる保証なんてないんだ」
「仮にキミが力をつけて、やっと仕返しできるようになったとしても、あいつら、そのころにはキミのことなんて忘れている・・・そんな相手に仕返ししたって後の祭りなんだよ」
「だから、もし風向きを変えたいなら、いま変えろ」
「どうせキレるなら、いまキレろ」
「闘うつもりなら、いま闘え」
こう言って、「逝紙」を受け取った男性は、どこかでひっそりと死んでいった。
(自分をいじめた不良グループの2人くらいに仕返しした後だったけどね)

この言葉は、心に響きますね。
同じく、この言葉たちが心に響いた方は、ぜひ読んでみてくださいな。


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