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救いの手が差し伸べられた [うつ病闘病日記]

こなさん、みんばんは。しゃくれアゴです。

01/19に、うつ病の症状が悪化し、SE復帰がぽしゃりましたが、月が変わり2月になってから、契約している会社の担当者から「こんな案件、どう?」的なメールと電話がきました。

このまま、私を職に就けることに一生懸命な担当に「自分がうつ病であること」を隠し続けるのは、今後の仕事や、私と担当者との間の信頼関係に関わると判断し、すべてありのままを担当者に打ち明けることにしました。

02/01に会社へ行き、履歴書片手に「ここら辺でうつ病になって通院して半年くらいしてから自分で勝手に就職活動して入社して・・・、ここで再発して、別の病院に通院することにして・・・、ここで再々発して、ある程度回復してきて、アルバイトしたり職業訓練受けて、現在に至ります」と説明しました。
もちろん、契約社員の立場ですから、「それはちょっと・・・」と退職を促されることを覚悟してのことです。

しかし・・・・・・

 

担当者Hと前回の案件担当者Aの口から出たのは「だったら、もっと早く言ってくれたらよかったのに。そうすれば、今回みたいなピーク中の案件に投入されることも防げただろうに」という言葉でした。

意外でした。私のうつ病が当たり前のように受け入れられました。
(「いやいや、最初にこの会社での面接で「私、実はうつ病治療中でして・・・」なんて言ってたら、採用したか?とも思ったけどw)

前回の案件で私をかってくれていた会社の社長さんが「彼、大丈夫? 精神的な病気かな? だったら悪いことしちゃったなぁ。一番ピーク中の案件に入れちゃったからさー」と言っていたことなどを報告され、前回の案件は、私の稼働した時間分(日数分)お金が貰えるよう交渉してくれていました。

担当者Hは「しゃくれクンには悪いけど、自分うつ病になったことないから、しゃくれクンがどんな心身状態なのか、何が辛くて何がしんどいのか分からんのよ。見た目、普通やし。いまだって普通にビジネスマンとして会話が成立しているし。身体の方に障害があったら、見た目で『あ、この人、片腕ないんや』とか分かるんやけどな。障害者には健常者と同じように接することで、よくなることがあるやん」と言ってました。

案件担当者A「私は、うつ病とか精神的な病気を抱えている人と何人も接してきた。この業界じゃ珍しいことじゃないし。でも、『働きながら治療していく』のか、『治療して完治してから働く』のかを判断するのは、酷かもしれないけど、しゃくれクン自身なのよ」
担当者H「自分は、二人三脚のような感じでって言ったらおこがましいかもしれないけど、しゃくれクンを何としてでも職につけたい。世帯主やし。少しだけ踏ん張って欲しいねん。そして、職について収入が安定してくれば、奥さんにもイイ影響が出てくると思うし」
案件担当者A「しゃくれクンさぁ、初めての案件に入ってね、いきなりバリバリ働けるか?って言ったら無理なのよ。だって、トイレの場所さえ分からない場所で働くんだからね。普通の人だって、その職場に慣れるのに時間がかかるんだよ。だからいきなり頑張らなくてもイイんだよ。スロースタートって言うのかな? この業界の仕事ってさ、机に向かって座って、資料眺めていたり、パソコン使っているだけで働いているように見えるでしょ。最初のうちはそれでイイんだよw」
担当者H「それに・・・毎朝、起きて元気な人なんていないからねw」

たしかに・・・
私は「うつ病からの社会復帰」という重荷があるにも関わらず、いきなりバリバリやろうとは思わなかったけど、前回の案件ではまるで自分がプロジェクトマネージャ(PM)であるかのように、仕事を一人称でとらえてしまい、時間と人手が足りない中、1日12時間以上の労働や土曜出勤して、頭が混乱したのかもしれません。
普通の人よりもスロースタートで行かないとオーバーヒートを起こすのは当たり前ですよね。

で、私は「働きながら治療していく」ことを選択し、今回のN○T系企業案件の面談を受けることにしました。
02/03、担当者Hと綱島駅(東急東横線)で待ち合わせして、マックで軽く食べたり飲んだりしながら今回の案件のことを再確認しました。
そして、G社営業と合流。少し話をした後、担当者Hは去っていきました。さらに数分後、M社営業と合流。どうやら私はM社の契約社員ということで、今回の案件の面談を受けるようです。(^-^;
ここでG社営業も去っていき、M社営業と面談する会社へ。面談時間より少し早く現地に着いたので、2人で認識のすりあわせをしました。
今回の案件を流したM社営業が持っている資料を見たところ、私に届いた内容と若干違っている点が何点か・・・。ε=(´д`;)
伝言ゲームかっ!?(^-^;

とりあえず認識をすりあわせた後、面談へ。
その結果は・・・・・・OK!!

ィェ━ヽ(*´∇`)人(´∇`*)━ィ!!

とある製品のバージョンアップに伴うシステム構築テスト、サービステスト、運用保守テストが今回の案件の業務内容なんですが・・・18年間SEやってきましたが、私テストに携わったことってほぼ無いんですよね・・・(T-T#
サーバやネットワーク構築は主に社内のもの(自社Webサーバやメールサーバ)で試験する必要がなかったり、アプリ開発業者からパラメータだけ渡されてその通りにWebサーバを構築して引き渡したり・・・。いろんな商用システムの運用もしてきたけど・・・どのシステムもテストをしていないというか、私がテストに携わらなかったというか。

で、今度は・・・02/07(明日)に今回の案件の発注元会社へ行き、面談する予定です。
1回目の面談では「面通しみたいなもの」って言っていたけど・・・油断は禁物。自分の今までの経歴の中で、何かを導入するためにしたテストといえば・・・社内SEのころに社内ブログを導入するのに少しテストした程度??
それを大きく膨らましたり、明確にしたりして明日の面談に臨みます。

 

さてさて・・・
36歳うつ病からのSE復帰はどういう展開を迎えるのか、お楽しみにっ!

 

 

 


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akindo

おーっ!!よかったよかったぁー(^◇^)

ま、派遣会社の営業は、契約している社員に合う仕事を
探してくるのが仕事やからのぉー。
でも、言うタイミングって難しいよなぁ。
言って採用を取り消しするような会社なら、長い事
やっていけないと思うし、行かない方がいいかも。

オイラも守る人がおれば頑張れるかも・・・・?いい意味での
プレッシャーがあると、意外とやっていけるんちゃうかな?
by akindo (2011-02-07 17:19) 

しゃくれアゴ

>>akindoさん
担当者は、「しゃくれクンが、うつだっていうことは信じないことにした。健常者として扱う。もちろん、仕事のブランクがあるから、その辺は考慮する。とにかく早く職に就かせたい」って言ってくれています。
「ヒトって思い込みで病気になったりするやん。だから、もしかするとしゃくれクンの中に『うつでありたい』という思いがどこかにあるのかもしれん」とも言われました。

たしかに・・・たまに、うつのせいないのか、うつに甘えているのか、判断不能なことも多々あったような。(^-^;
昨年、米寿を迎えた祖母が「何事も心ひとつだ」と言っていました。昔、風邪をひいて高熱でうなっていた兄に、母親が間違えて胃薬を「風邪薬だよ」と言って飲ませたら風邪が治ったこともありました。ヒトの思い込みって、奥が深いですねぇ。

イイ意味でのプレッシャーは必要だと思いますよ。
軽い緊張感というか、飲み込まれない緊張感というか・・・。
by しゃくれアゴ (2011-02-07 17:46) 

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