三菱地所と三菱マテリアル

・・・何故、こういうことが起こるのだろうか？
「土壌汚染」という重要事項（住宅販売の際、購入者に対する説明が法的に義務づけられている）を説明せずに大阪市でマンションを販売したとして、三菱地所や三菱マテリアルに家宅捜索が入ったり、社長らが書類送検されたり。
（千葉県の住宅は、しっかり「土壌汚染」を説明しているらしい）
しかも取り調べに対し、「土壌汚染が重要事項だということに認識が及ばなかった」と三菱地所社長が言ったとか・・・。いやはや、あきれてモノも言えない。
アホですか？　この人は。
プライベートで、自分が同じ立場に立たされた場合、ものすごく怒ったり、何らかの対処をするであろう。しかし、何故かわからないが、会社という箱モノに入り、会社員という肩書き（？）がつくと、個人の時には絶対許されないこと、または絶対にやらないことでも平気でやる人がいる。
会社の利益を純粋に追求しているから、このようなことが平気でできるのだろうか？
しかし会社には、法令遵守（コンプライアンス）が求められている。どこの会社でも、この研修が社員に対して行われていることだろう。
その研修の際、必ず例題として登場するのが、雪印、三菱ふそう、西武鉄道（コクド）の３社である。
これは恥ずべき問題である。ある意味、反面教師として良い題材かもしれないけど・・・。

みんな想像力が足りないんじゃないのかな？
これから自分たちが行おうとしているコトすべて、相手の立場に立って検証することが必要なんじゃないかなぁ？