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東証ダウン続報 『原因は「富士通の指示ミス」』 [ニュース]

Sankei Web 経済 富士通の指示ミスが主因 東証も欠陥を事前把握(11/07 18:07)

 東京証券取引所の鶴島琢夫社長は7日記者会見し、株売買などが停止した1日の大規模システム障害の原因について、売買プログラムの欠陥をシステム担当の富士通と東証が事前に把握しながら、富士通の作業指示が不十分で適切に修正されなかったことが主因と説明した。

 東証は障害の原因について7日、金融庁に報告。10日にも臨時取締役会を開いて鶴島社長ら役員や担当者の処分、再発防止策を決定する。

 東証によると、取引が一定以上になると証券会社の注文が受けられなくなる売買プログラムの欠陥を、富士通が10月9日時点で発見していた。

 東証も欠陥を確認し応急処置したが、同月13日に正式な修正作業をする際、富士通の指示書に欠陥修正について十分な記載がなく、東証側も気付かなかったため、プログラムの欠陥が放置された形になったという。(共同)

今月1日に発生した東証システムダウンの原因が、「プログラムの開発元である富士通が作成した作業指示書に誤りがあった」とする調査結果が公表されました。

しかし・・・お寒いですねぇ。

 

上記のような関係図になるらしいですよ。
(朝日新聞 11/7朝刊より)

運用フェーズに入った場合、大抵、既存システムに手を加える際には、リリース判定会議といったようなものをするはずなんですよね。
「何を、何時、どのように、どんな目的で、どうするのか」といった内容を会議で煮詰めていくんですよ。
これにより、作業内容を手順書レベルにまで落とし込んでいき、作業ミスを防ぐんですよね。

これは、普通に行われていると思います。きっと。

でも、富士通からの作業指示書に漏れがあった・・・。
これはどうやって防ぐべきか。

それは・・・
現在の 富士通 → 東証コンピュータシステム という流れを変える必要があると思いますね。間に、東証を介す必要があると思います。
現在の流れのままであれば、富士通の意のままに運用管理会社が動くから・・・東証が知らぬ間に、勝手な作業が実施されちゃったりしちゃう可能性もあるワケですよ。

だから、 富士通 → 東証 → 東証コンピュータシステム という流れに変えて、富士通から運用管理会社への指示内容を、東証が検証する必要があると思うんです。
これで、チェックする体制が働いて、記載漏れを防いだりできると思うんですよねー。

他の金融業界の企業達は、どんな運用体制なんだろう・・・

わたしが記述したような感じで、チェックする体制を構築して運用していると思うんですよねー。

 

 

・・・明日はわが身か?

 


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