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無限大と無限小 [日記・雑感]

「宇宙・・・そこは最後のフロンティア。」
これは、新スタートレック(STARTREK The Next Generation)の冒頭です。

宇宙で、どこまでなんだろう? 果てってあるのかな?
そんな疑問を持ったことって、一度くらいあるでしょう?

以前知ったラエリアンムーブメントのPDF書籍に「我々が寄生している地球は、ある大いなる存在の細胞の中の素粒子の一つである」というようなことが書かれていました。
ようするに、太陽のような恒星が原子核で、その周りを公転している惑星が電子みたいな感じなのかな?
ということは、ひとつの銀河系もしくは宇宙が大いなる存在の細胞ひとつに相当するってことなのかな?
とても果てしないですね。
どんだけ大きな存在なんだろう。
でも、きっと、その大いなる存在が住んでいる惑星があって、その惑星も太陽のような恒星の周りを公転していて、それも大いなる宇宙の中のひとつでしかなく、さらに大いなる存在の細胞の中の一つでしかなかったりするんだろうなー。
大いなる存在が瞬きひとつした瞬間に、その細胞の中のひとつの素粒子である地球で、いくつもの文明が起きては消えていっているんだろうね。
これって、無限に続くんだろうね。無限大っていうのかな?

逆に、私の身体を滞りなく活動させてくれているものがいる。
細胞、骨、筋肉、神経、細菌、血液・・・白血球、赤血球、血小板・・・それらは、自分たちが活動している場所が私の体内であることは、おそらく知らないだろう。でも、常に活動して、私の身体が保たれる。
さらに、私の身体を細かく覗いていけば、やがて分子とか原子とか素粒子とかに行き当たるだろう。
その分子とか原子とか素粒子を覗くと・・・その素粒子などを惑星として生活している小さな有機体生物もいるんだろうね。で、その小さな有機体生物を形成している分子とか原子とか素粒子とかを覗いていくと・・・さらにその素粒子などを惑星として活動している、さらに小さな有機体生物がいる。
きっと私が週刊少年ジャンプを読んでいるその瞬間に、その細胞の中の一つの素粒子である惑星の中で、いくつもの生命が誕生しては死んでいくんだろうね。
これも、無限に続くんだろうね。無限小っていうのかな?

ようするに・・・宇宙の構造って、ロシア民芸品のマショーリカみたいな仕組みなのかなぁ?



この「無限大であり無限小である宇宙」という言葉を、ラエリアンムーブメントのPDF書籍で見かけたとき、「あれ? これ、どこかで読んだぞ」という感覚がありました。
そうです。手塚治虫の漫画「火の鳥(未来編)」です。

西暦3404年、地球が急速に死にかかっていたころ、人類は地上で生活できなくなり、地下に大きな都を作って生活してた。人類は政治などの決定権を大型スーパーコンピュータに任せていた。主人公マサトは、人類が破滅に向かう中、火の鳥に見いだされ、存在(意識)だけの形になって、粒子の粒の中に入っていく。そこには太陽のような恒星があり、その周りを惑星がまわっていた。その中のひとつにいくと、そこには生物がいて、その生物の中の細胞の中へと入り込んでいく。するとまた粒子の宇宙があり、そこにも太陽のような恒星があり、惑星があった・・・。
意識を元に戻し、今度は自分が住んでいた地球がある宇宙へといく。銀河と銀河がうねりあい、ひとつの大宇宙を形成していて、その大宇宙が粒子の粒のようになり、さらにひとつの生物を形成している、ということを見せられた。

手塚治虫は、このことを宇宙生命(コスモゾーン)と表現していました。
この漫画は1967年頃に連載されていました。
彼は、すでに「宇宙が無限大であり、無限小である」ことを知っていたんですね。すごいですねー。
彼はラエリアン教から、これを知ったのか?
それとも別なルートで、これを知ったのか?
それとも、自分の中から湧いて出てきたものなのか?
いずれにしても、すごい漫画家ですね。手塚治虫は。

火の鳥 2 未来編 (2)

火の鳥 2 未来編 (2)

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
  • 発売日: 2003/04/01
  • メディア: コミック


「火の鳥」全巻特別セット(ケース入り)

「火の鳥」全巻特別セット(ケース入り)

  • 作者: 手塚 治
  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
  • 発売日: 2003/10/15
  • メディア: コミック

 

・・・で?
宇宙の構造がマショーリカみたいに、無限大で無限小だからといって、どうだというのか。
「へぇ~」くらいの言葉しかない。
みんな、ひとつにつながっているってことなのかな?
まだ私は、この知識を自分の中で活かせていない。
 


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