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2012年人類滅亡説をブッ飛ばせ! [日記・雑感]

こなさん、みんばんは。
2012年になりましたね。何かと巷で噂の2012年ですYO。

事の発端は、マヤ歴。マヤ文明では異なる周期を持つ暦が使われていて、その中には周期の終わりが滅亡に結びつくと考えられていたようです。
マヤの神話は現存する資料が少ないらしいですが、現在残されているポポル・ヴフなどからマヤの世界観が破壊と再生の周期を持っていたとされています。で、このマヤ歴(第5の時代)の終わりが グレゴリオ暦にすると2012年12月21日になることから、ニューエイジ思想では「新しい太陽の時代」が始まるとか、オカルト関係では1999年の「恐怖の大王」に続く終末論として盛り上がっているようですね。
 
ナンセンスですねー。
だって、マヤ歴をグレゴリオ暦に換算する方法なんて沢山あるんですもの。マヤ歴だって13バクトゥン(187万2000日)だけではなく、2万6000年や5万2000年、26万年といった大きな周期も存在するし、騒がれている2012年12月21日以降もマヤ歴は続いていますから。
ここのきて急にマヤ歴を引っ張り出すこともナンセンスですね。無理矢理すぎです。
 
 
たまに耳にする(目にする)「フォトンベルト」という単語。
スピリチュアル系(オカルト関係も含む)だと、太陽系はプレアデス星団の一番明るい星アルシオーネを中心に約2万6000年周期で銀河(天の川銀河)を回っており、その際1万1000年毎に2000年かけてフォトンベルトを通過するらしいです。
地球が次にフォトンベルトへ完全突入するのは2012年12月23日(日本時間では24日)で、その時には強力なフォトン(光子)によって、人類の遺伝子構造が変化し進化を引き起こすとか・・・。
 
フォトン(光子)って帯になるの?
2万6000年周期で太陽系が銀河系を公転すると光の速度を超えてしまい、特殊相対性理論に反する??
いまいち頭に入らないので、パス。
 
 
終末論なんてくだらないですね。
いままで私が知っているだけでも、エドガー・ケイシーやリトル・ペブルによる日本沈没の予言、1999年に恐怖の大王が空から降ってくる?予言(ノストラダムスの大予言)、2000年問題。
どれもこれも問題ありませんでした(2000年問題に関しては多くのPGやSEの頑張りがあったからかもしれませんが)。何も起こりませんでした。
ただTVや雑誌などのマスメディアが騒ぎ立てて、人々を不安がらせただけでした。
(それで得した人も一部には いたようですが)

だから今回の2012年も、何もないと思います。
何か必死すぎる感じがするんですよね。
●マヤ暦の1つの長期暦が終わる = マヤ暦でいう大晦日~新年っていう解釈でOK
●ラマ僧の2012年に世界滅亡説 = 勝手にやってくれという解釈でOK
●太陽活動の極大期が2012年 = だから何なんだ!?でOK
●2012年12月21日は冬至で太陽が天の河の中心にくる時期 = だから何なんだ!?でOK
●神道「伯家の祝の神事を授けられない天皇の御世が100年続くと国体滅亡(2012年がリミットで今上天皇の誕生日が12月23日) = 神道は後々になって天皇家に都合の良い形になっていて、仏教伝来以前の土着信仰の形とは大きく異なっているから天皇家には関係あっても日本や世界には影響なしでOK

マヤインディアン(この表現が正しいかは不明)の長老が「マヤ族はそのような予言をしたことがない」と言っているそうで。
そりゃそうだ。それぞれの民族がそれぞれの民族の神話を持っている。ギリシャ神話だって金→銀→青銅→英雄(半神)と世代が存在していたけど、それぞれ滅亡して次の世代へと交代していき鉄の種族(現在)になっています。
ペルシア神話でも、天地創造の最後に創られた人類(身体は土で精液は火で創られた)が滅亡→最後のひとりの精液が地面に放出され40年後に男女が生まれ繁栄してイラン人とアラビア人の始祖になっています。
アステカ神話(マヤの後?)では、四のジャガーの太陽→四の風の太陽→四の雨の太陽→四の水の太陽と滅亡、交代して現在「四の動きの太陽」になっています。
アステカ神話はマヤ神話がベースと考えても、人類の交代(世界または世代の交代)は他の地域や民族の神話で記されていることなので、マヤ神話を特別視する必要はないと思うんですよね。
ハローグッバイ関もチャリンチャリンと儲けたことでしょう。(笑)

そもそも終末論なんて、昔からありました。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ゾロアスター教など一神教が代表的ですね。
メジャーなのはキリスト教の終末論ですよね。イエス・キリストの復活と最後の審判。あとはヨハネの黙示録ですか。旧約聖書は別として、新約聖書なんて原始キリスト教教会に都合の良いように編纂されているんですから。(まぁ、もしかすると旧約聖書もユダヤ教教会に都合が良いように編纂されているかもしれませんが)
熱心なユダヤ教徒だったナザレのイエスを神格化することに成功しましたからねぇ。ちゃんと聖書(新約)を読めば、イエスの「自分だけが神の子ではなく、みな神の子である」的な言葉が書かれているハズはんですけどねぇ。ま、キリスト教批判はやめとこ。
仏教でも釈迦の入滅年代より数えて正法・像法・末法と3つに分けて、末法の世は「正しい法が隠れ行われなくなること」らしいですが、鎌倉時代に民衆の仏教への理解不足などから、次第に末法観念が終末論に転化されたようです。
ようするに、理解不足なんですよ。
(参考:Wikipedia、「世界の神話伝説」)
 
 
って言っても、私も理解不足ですが。(^-^;

ま、とりあえず2012年に人類が滅亡することなんてないYOってことです。
では、再見!(^-^)ノシ
 
 
 

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