SSブログ

自作小説 ブログトップ

自作短編小説『のぞく乳母』 [自作小説]

これは、中2のころ友人から聞いた怖い話をベースにふくらませて書いたものです。
子どもの躾に・・・使うわけないですね。

題名『のぞく乳母』

 時は戦国の世。ある地方で二つの勢力がぶつかりあっていた。相馬と山中。
どちらも同じくらいの力のため、戦闘は長引いた。相馬は、自分を育ててくれた乳母をとても大切にしていた。
 山中はそこに目をつけた。相馬の乳母を人質にとったのだ。決戦の日。山中は相馬と対峙した。相馬の乳母を連れて。
「乳母の命が惜しければ、我が軍門に下れ」

続きを読む


自作短編小説『ホモは月夜に吠える』 [自作小説]

この小説は、某大手新聞社に常駐していて小説家を目指していた頃、職場の後輩の「是非、美男子によるホモ小説を!」という希望をかなえるために書いたものです。
ネタをばらすと・・・この作品に登場する「佐野」という名前は・・・記者の一人にいたんですよ、ホモっぽい人が。加工したニュースを画面でチェックする際、異様に顔を近づけてきたり・・・お尻のポケットに二つ折り財布を入れていたら、「ずいぶん入っているねぇ。少しでいいから、分けてよ~」と言いながら、お尻を撫でてきたり・・・。
結構不快でしたが、憎めないオジさんでしたねぇ。

題名『ホモは月夜に吠える』

続きを読む


自作短編小説『死を招く夢』 [自作小説]

前回、前々回と連続で下ネタ小説を披露しましたが、如何だったでしょうか?
特に前回の「奥さんの暑い夜」はエロ過ぎて、「なんだよー、しゃくれアゴって、エロエロ大魔神じゃねーかよー」と思われたかも知れませんね。
・・・正解です。わたしはエロエロです。変態かもしれません。(笑)
よく新入社員(20歳)だったころ、「12歳以上は、お断り」とか言っていたものです。

悪ふざけは、このへんにしておいて、今度は、もう少し真面目な短編小説を載せます。
これは、わたしが小学5、6年の頃に担任だった先生が教えてくれた怖い話(担任の先生が大学生のころ聞いた話で、夢を見ると死んでしまう内容でした)をベースに膨らませたものです。この短編小説を読んだら、本当に死を招く夢を見るかも知れませんよ・・・。

題名 『死を招く夢』

続きを読む


自作短編小説『奥さんの暑い夜』 [自作小説]

うーん、前回の下ネタ短編小説は、くだらなかったですねぇ。
今回載せるのは、以前、米米クラブが「LIVE UFO」(だったかな?)でライブをやっていたんですが、この中でカールスモーキー石井が「奥さんのキノコ取り 最終回」という一人芝居をやっていました。これが最高に笑えたんですよ。本当に彼は天才ですね。
で、その「奥さんのキノコ取り」の設定を少しばかり(不倫という関係と、「今夜は大丈夫」の合図くらい)拝借したものです。この作品では、恥部や陰部をすべて比喩的表現に変えています。その方が、想像力がかき立てられて、より興奮しますか?

題名 『奥さんの暑い夜』

続きを読む


自作短編小説『奥さんの眠れぬ夜』 [自作小説]

前回、案外まじめな短編小説?を載せましたが、今回は「やや下ネタ」小説を載せます。
わたしの中で勝手に分類されているんですが、これから載せるものは「奥様シリーズ」または「団地妻シリーズ」と呼んでいます。

題名 『奥さんの眠れぬ夜』
 奥さんは男と喫茶店の中で、奇麗に磨かれたプラスチックのテーブルを間に挟み、向かい合っていた。
 男はポケットに入れていたせいで、くしゃくしゃになった煙草を口にくわえ火を付けた。一口、煙を吸い、まだ煙を吐き終えないまま、奥さんにしゃべりかけた。
 「奥さん、こんな話、知ってますか?」
 奥さんは瞳を輝かせ、テーブルの上に手を乗せ、身を乗り出すように聞いた。
 「どんな話? ねぇ、聞かせて欲しいわ」
 その奥さんの瞳を見て、男はゆっくりと煙草の煙を吐き、そしてゆっくりと語り出した。
 その話の内容は、とあるサラリーマンがアメリカへ転勤した話で、少年の幽霊にとりつかれ、最後にはノイローゼになって死んでしまうものであった。
 

続きを読む


自作短編小説『悪魔』 [自作小説]

十年くらい前のことだろうか・・・。わたしは、某大手新聞社に常駐し、新聞記事をホストコンピュータから呼び出し、新聞社の社員(かつて第一線で働いていた記者)の指示により記事を加工して、配信する順番をつける仕事をしていました。
そのころ、ものすごく慕っていた(わたしが一方的に慕っていただけ)社員の人に影響され、小説を書く様になりました。いつしか、小説家を目指すくらいに。
今では、小説のネタが降ってこなくなり、まったく書かなくなりましたが、当時は面白いくらいに小説のネタが次から次へと降ってきた(または湧いてきた)ものでした。
この短編小説は、純文学をあさる様に読んでいた頃、寝る前に芥川龍之介の「悪魔と煙草」という作品を読んで、目覚めたときに浮かんだものです。
そんな自作小説の中から、少しずつ載せていこうと思います。読後の感想など頂けると、幸いです。

題名 『悪魔』

続きを読む


自作小説 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。